前回ご紹介したお湯やラバーカップでも直らない場合におすすめなのは、重曹を使う方法です。
重曹を便器に入れて、その後に50度くらいのお湯を入れます。陶器にひびが入ってしまう恐れがあるので、これ以上熱い温度の熱湯は避けます。少し時間をおくと、つまりが取れていきます。時間は詰まりの程度にもよります。ゆっくり、じっくり待つことが大事です。
重曹4分の1カップと、お酢2分の1カップをダブルで使う方法もあります。お酢、重曹、それらに加えてラバーカップを使うとより効果を発揮します。お酢も、重曹も、日頃からよく家庭にあるものばかりです。家庭で出来る一通りのことを試してみてから、それでも無理であれば業者に依頼します。
トイレの詰まりは慌ててしまいがちですが、じっくりと時間をおくことが重要です。結局のところ詰まりの原因であるトイレットペーパーは紙であり、紙はもちろん時間がたつと溶けていきますので、自然と詰まりが解消していくことが多いです。また、詰まった原因を考え、普段からトイレットペーパーの使いすぎをしないように気を付けておくことも大切です。