トイレに関する豆知識
トイレリフォーム
No.2
リフォームでタンクレストイレにする?
メリット・デメリットを解説

トイレのリフォームを検討するとき、「せっかくならタンクレストイレにしたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
タンクレストイレは、一般的なトイレのように便器の後ろに貯水タンクがないタイプのトイレです。タンクがないことで、トイレ室内をすっきり見せられるだけでなく、掃除のしやすさや空間の使い方にも違いがあります。
一方で、タンク付きトイレとは使い勝手や設置条件が異なるため、リフォーム後に「思っていたものと違った」とならないよう、メリットとデメリットをあらかじめ確認しておくことが大切です。
ここでは、リフォームでタンクレストイレを選ぶ前に知っておきたいポイントをご紹介します。
タンクレストイレとは?
タンクレストイレとは、便器の後ろにある洗浄用の水をためておくタンクがないトイレのことです。
一般的なタンク付きトイレでは、タンクに水をためて、その水を使って便器を洗浄します。一方、タンクレストイレは給水管から直接水を使って洗浄する構造が基本となっています。
タンクがないため、便器の後ろ側がすっきりして見えるのが大きな特徴です。
また、最近のタンクレストイレには、節水性能や自動洗浄、脱臭など、さまざまな機能を備えた商品があります。
「トイレを広く使いたい」「掃除を楽にしたい」「見た目にもこだわりたい」という方に検討されることの多いタイプです。
タンクレストイレのメリット
タンクレストイレには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
トイレ室内を広く使いやすい
タンクレストイレの大きなメリットの一つが、便器の後ろにタンクがないことによる空間の広がりです。
タンク付きトイレと比べて便器まわりがすっきりするため、限られたトイレ空間でも圧迫感を抑えやすくなります。
トイレ内に収納や手洗い器を設置したい場合にも、空間を有効に使える可能性があります。
特に、もともとトイレ室内が狭い場合や、リフォームを機にトイレ空間全体を見直したい場合には、タンクレストイレが選択肢になります。
掃除がしやすい
便器の後ろに大きなタンクがないため、タンクの周辺や便器とのすき間などを掃除しやすくなります。
トイレは毎日使用する場所なので、掃除のしやすさは重要なポイントです。
また、タンクの上部にほこりがたまることもないため、トイレ全体をすっきり清潔に保ちやすくなります。
見た目がすっきりする
タンクがないことで、トイレ全体がシンプルでスタイリッシュな印象になります。
トイレは比較的限られた空間だからこそ、便器のデザインによって室内の雰囲気が大きく変わります。
壁紙や床、収納、手洗い器などと組み合わせて、すっきりとしたトイレ空間を作りたい方にも向いています。
手洗い器や収納を組み合わせやすい
タンク付きトイレでは、タンク上部の手洗いを利用することがあります。
一方、タンクレストイレではタンク上部に手洗いを設置できないため、別途手洗い器を設けることになります。
一見するとデメリットのようにも思えますが、手洗い器を独立して設置することで、収納と組み合わせたり、トイレのインテリアに合わせてデザインを選んだりすることもできます。
ただし、後から手洗い器を設置する場合は、給排水工事などが必要になることがあります。リフォーム時に設置を検討している場合は、最初から計画しておくとよいでしょう。
タンクレストイレのデメリット・注意点
便利でスタイリッシュなタンクレストイレですが、注意しておきたい点もあります。
手洗いの場所を別に考える必要がある
タンク付きトイレの場合、タンク上部の手洗いで済ませることができますが、タンクレストイレにはその手洗いがありません。
そのため、トイレ室内に手洗い器を設置するか、トイレの外にある洗面所などで手を洗うことになります。
特に来客が使用する可能性があるトイレでは、「トイレを出てからどこで手を洗うのか」まで考えておくことが大切です。
水圧などによって設置できない場合がある
タンクレストイレは、商品や建物の給水条件によって、必要な水圧などの設置条件が異なります。
そのため、現在のトイレをタンクレストイレに交換したい場合でも、住宅の給水状況などによっては希望する商品を設置できない可能性があります。
現在では、低水圧に配慮した商品などもありますが、「タンクレストイレならどの商品でも設置できる」とは限りません。
リフォーム前に、現在の給水設備やトイレの設置状況を確認しておくと安心です。
停電時の使用方法を確認しておく
タンクレストイレは、電気を使って洗浄するタイプが多いため、停電時には通常時と同じように使用できない場合があります。
ただし、停電時の洗浄方法は商品によって異なります。
リフォームでタンクレストイレを選ぶ際には、普段の使い勝手だけでなく、停電などの非常時にどのように洗浄するのかも確認しておきましょう。
タンク付きトイレより高額になる場合がある
タンクレストイレは、タンク付きの一般的なトイレと比較すると、本体価格が高くなる場合があります。
また、トイレ室内に手洗い器を新しく設置したり、給排水管の工事が必要になったりすると、その分リフォーム費用も増える可能性があります。
そのため、「タンクレスにしたい」という希望だけで決めるのではなく、トイレ本体・手洗い器・収納・内装・給排水工事などを含めた全体の費用で比較することが大切です。
タンクレストイレとタンク付きトイレ、どちらがおすすめ?
では、タンクレストイレとタンク付きトイレのどちらを選べばよいのでしょうか。
一概にどちらが優れているというわけではなく、トイレの広さや使い方、予算、必要な機能によって選ぶことが大切です。
タンクレストイレがおすすめな方
- トイレをすっきり広く見せたい
- 掃除しやすいトイレにしたい
- デザイン性を重視したい
- トイレ内に手洗い器や収納を設置したい
- トイレリフォームを機に室内全体をおしゃれにしたい
このような方には、タンクレストイレが向いているでしょう。
タンク付きトイレがおすすめな方
- できるだけリフォーム費用を抑えたい
- タンク上部の手洗いを利用したい
- 停電時でも比較的使いやすいトイレを選びたい
- 現在と大きく使い勝手を変えたくない
このような場合には、タンク付きトイレも有力な選択肢です。
「タンクレスにするか、タンク付きにするか」で迷っている場合は、トイレ本体だけではなく、手洗いや収納、内装まで含めて比較してみると、ご家庭に合ったトイレを選びやすくなります。
リフォームでタンクレストイレを選ぶなら、設置条件も確認しましょう
タンクレストイレには、トイレをすっきり見せられる、掃除がしやすいなど、さまざまなメリットがあります。
その一方で、手洗い器の設置、水圧などの設置条件、停電時の使用方法、リフォーム費用など、事前に確認しておきたいポイントもあります。
特に現在のトイレから交換する場合は、「タンクレストイレを選べるか」だけでなく、「希望する商品を問題なく設置できるか」まで確認することが重要です。
トイレリフォームを検討しているけれど、タンクレストイレにするかどうか迷っている方は、現在のトイレ室内の状況を確認したうえで検討すると安心です。
日本水道センターでは、トイレの交換・リフォームについてご相談いただけます。
「タンクレストイレにしたいけれど、今のトイレに設置できるのか分からない」「手洗い器も一緒に設置したい」など、気になることがありましたらお気軽にご相談ください。
出張・点検・お見積りは無料です。ご希望や現在のトイレの状況を確認しながら、適したトイレをご案内いたします。
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