長年家に住んでいると、床が傷んだり、今ある家の設備などに不満が出てくることがあります。
その場合には新築を建設することで、自分の住みたい家を用意することができますが、今まで住んでいた家で過ごしてきた思い出を残したいときにはリフォームをすることで、思い出を残した家で生活を続けることができます。しかし、費用が高額になるため、どこを最初にリフォームをするべきかをよく考える必要があります。
今回は家のどこをリフォームするかについて意見を聞いていきましょう。
アンケートの結果を見てみると、キッチン・トイレなどの水回りのほうが家の中で最初にリフォームをしたほうが
いいという結果になりました。なぜ8割近くの人が水回りを優先したほうがいいと考えているのかについて意見を見ていきましょう。
・老朽化しやすいから
・毎日使うから使いやすくしたい
・床下収納などを用意して料理を楽しく作りたい
キッチンやトイレなどは生活をしていく上では毎日使う設備のため、設備の老朽化が早く、設備の故障が起きた時には生活に支障がでます。そのため、リフォームをするときには最初に水回りを優先したほうがいいようです。また、食器を洗浄する機械などの最新の設備を用意することで、料理の後片付けが楽に
なり、料理をすることが楽しくなるメリットもあると考えられます。
キッチンなどの水回りをリフォームすることで、設備を使いやすくし、より快適な生活を送れるように
なるようです。しかし、リビングなどの生活空間をリフォームしたほうがいいと考える人も多いようです。
・キッチンなどはまだ綺麗なため、リビングのほうがいい
・生まれた子どもが安心して生活できる空間にしたい
・一番人の目につき、リフォームによって雰囲気が変わるから
キッチンなどは毎日使うため、快適に使用できるようにこまめに手入れを行っているときにはリフォームをしなくてもまだ使用することができます。そのため、リビングなどを優先したほうがいいようです。
また、リビングは家族や友人と過ごす場所になるので、リフォームで綺麗にすることで、その場所でより楽しく料理を食べたり、会話をすることができるようになります。他にも自分の子供が怪我をしない場所を用意するために生活空間をリフォームしたいと考える人もいました。
今回のアンケート結果を見てみると、ほとんどの人がリフォームを最初にするときには水回りを優先したほうが設備の老朽化を抑えることができ、収納スペースなどを用意することで、料理を楽しく作れるようになると考えているようです。しかし、リビングなどの生活空間も毎日使用するものであり、家族が落ち着ける空間のため、リフォーム時には水回りよりも優先したほうがいいとも考えられます。
水回りや生活空間などを一度にリフォームしようとすると、新築を建設するよりも費用が高くなることもあるため、家に住んでいる家族などとよく話し合って、後で後悔しないようなリフォームを行うことが大切なようです。
■ 調査地域:全国
■ 調査対象:年齢不問・男女
■ 調査期間:2014年10月31日~11月13日
■ 有効回答数:100サンプル