トイレに芳香剤を置いているご家庭が多いと思います。
スプレータイプや置くタイプ、洗浄時に流れるタイプなど多くのメーカーから様々な香りが出ています。しかし中には、香りが好みのものでなかったり、アレルギー体質などでこれらの化学薬品が苦手な方もいらっしゃいます。
そこで、芳香剤に代わってトイレの臭いを何とかしてくれるものはないでしょうか。
実は、ごく身近なもので芳香剤の代用品を作れるのです。そのいくつかをご紹介します。
コーヒーを飲んだあとコーヒー殻を捨ててしまうと思いますが、これが臭い消しに一役買ってくれるのです。使用後のコーヒー殻を乾燥させてから容器に入れておくと、ほのかにコーヒーの香りがしますよ。
好きな香りの固形石鹸や、炭もおすすめです。炭は、風水的にもトイレに置くと良く、消臭効果も期待出来ます。炭は湿気ると天日干しをすれば復活しますので、長い期間に渡って利用できますし、嬉しいことに炭は手作りすることも可能です。作り方はとても簡単で、かまぼこの板をアルミホイルに包み、魚焼きグリルなどで魚を焼くときに一緒に焼くだけです。あっという間に出来上がりますよ。
オレンジやレモンなどの柑橘系の皮を細かくして干し、それを置くと皮がトイレの臭いを吸収してくれます。柑橘系の香りが好きな方におすすめです。
ティーバッグを3~4パック吊るしておくと、ほのかに紅茶の香りがします。香りが弱まったら、お好みの精油を数的垂らすと効果が持続します。
重曹も消臭に役立ちます。好きな精油を垂らすと香りも楽しめますね。重曹は2~3ヶ月くらい効果がありますので、季節にあわせて精油をかえるのもお勧めです。
例えば、夏場には蚊が嫌うティーツリーを垂らすと、香りと共に虫除けや殺菌効果も期待出来ます。加えて、ユーカリにも虫除けや雑菌繁殖を抑制する効果がありますので、お好みの精油をペーパー側面や芯の内側に数的垂らすと、使うたびに香りを楽しむことが出来ます。
このように、市販のもの以外でも、身近なものでお好みの香りにアレンジ出来るものが意外とありますよ。
コーヒー殻や重曹などはお好みの器などに入れれば、入れ物自体を楽しむことも出来ますし、自然に優しいですので身体にももちろんとっても優しいです。
わざわざ購入しなくても、使い終わったものを有効活用する、家にあるものを有効活用するなど経済的にも優しいのが嬉しいところですね。
また、作る楽しみもあるので、そういった心のゆとりは生活空間を豊かにしてくれます。
もしお時間があれば、手作りしてみてはいかがでしょうか。
手作り消臭剤で臭いを吸収させ、さらに精油やコーヒー殻、紅茶葉、柑橘類の皮などほのかな香りを楽しむと、トイレにもっと愛着が沸きますね。手作りは、お子様も一緒にされると、物を大切にすることやエコを学び取ることも出来ますので一石二鳥ですよ。
トイレは、風水でいう「運気」とも密接な関係がありますので、常に清潔で快適な空間を保って落ち着ける場所にしましょう。