近年、国内のみならず海外に遊びに行く人が増えてきました。
日本人も多くいる国や地域ならば、単語を理解できる程度の英語力でも大丈夫かもしれません。
しかし、しっかりと英語を喋れることに越したことはありません。
国内でも困っている外国人に対して流暢に英会話をしている人をみて憧れたりはしませんか?
あなたも憧れる側から憧れられる側に少しずつなっていくのはどうでしょう。
道を聞いたりお店の場所を聞いたりと海外旅行をしたときには聞くことがたくさんあります。
その中の一つとして、今回はトイレを借りたいときに使える英文を紹介します。
ご飯を食べたいときならジェスチャーでも十分伝わるかも知れませんが、お手洗いを借りたい場合や場所を聞きたい場合のジェスチャーはするのも恥ずかしいと思います。
そのような恥ずかしいジェスチャーをしなくても、相手にしっかり伝えられるようにその時のフレーズだけでも覚えておくようにしましょう。
日本なら「お手洗いをお借りできますか?」や「お手洗いはどこですか?」でしっかりと案内してもらえますが、「借りたい」という言葉を英語になおすと、「Can I borrow the toilet?」になります。
しかし、この英文を相手に伝えると笑われてしまうかも知れません。
なぜならtoiletは日本語になおすと便器のことを指すからです。
つまり、そのまま日本語に直すと「便器を貸してください」という、とても変な言葉になってしまいます。
この英文でも伝わる事は伝わるのですが、どうせ覚えるならば綺麗な英文で覚えましょう。
また、borrowの意味も直訳すれば「借りる」という意味ですが、外国ではトイレを借りるという考えはなく、お手洗いは使うものという考えのため、借りるという意味を持つborrowを使ってしまうと、「返してくれるの?」と笑われてしまうのです。
では、正しい言い方とはどのような言い方なのでしょうか。
言い方としても複数あるので、一つずつ紹介したいと思います。
まず一つ目は「May I use the restroom?」というフレーズで、先ほどの便器の意味を指すtoiletをrest roomに変え、借りるという意味のborrowではなく、使うという意味のuseを置いた文章になっています。
この言い方で通じなかったり笑われるといった事は避ける事ができます。
他には、例えばレストランやホテル先など少しかしこまった場所で使えるフレーズです。
先ほどよりも少し丁寧な言い回しにかえると「Where is the lavatory?」という言い方になります。
この疑問文はお手洗いの場所を尋ねる際に使いますが、lavatoryは外国でいうお手洗いの少し丁寧な言い方になります。
新幹線のお手洗いには、よくlavatoryとして表記されていますので、toiletを探さないように注意しましょう。
他にもお手洗いを指す単語としては、外にあるお手洗いとして意味するOuthouseだったり、素朴なお手洗いを意味するLatrineだったりがあります。
しかし外国へ行く際は、「May I use the restroom?」というフレーズを覚えているだけで十分伝わります。