家の中にいても、外にいても毎日必ず数回はトイレを利用すると思います。
清掃員がいるお店やホテルではお手洗いの利用者も多いため、決まった時間に1日に何回もチェックや掃除が行われます。
そのため常に綺麗な状態を保っていますし、芳香剤などでいい香りが充満しています。
しかし、家のお手洗いとなると使用するのも自分であり、掃除するのも自分であるため1日に何回も掃除をするという人は余程の綺麗好きでない限りいないかと思います。
芳香剤や消臭源を置いているという家庭は多いようですが、ご家庭にあるトイレの掃除は1週間に1回というところがほとんどでした。
ただ、いくら芳香剤や消臭源を置いても、便器の掃除をしても臭いの原因である元を綺麗にしなければ、嫌なニオイはいつまで経ってもとれません。
その臭いの原因の一つであるのが、便座のカバーです。
便座カバーには見えない尿汚れが知らないうちについてしまっています。
同じく床や壁にも尿汚れは付きやすいです。
この尿汚れを放置すると、嫌なニオイとなって残ってしまうので、頻繁に便座のカバーは洗濯をすればいいのですが、中々出来ないというのが現状でしょう。
季節によっては洗濯物が乾きにくかったりもしますので、便座カバーを使用するのであれば複数枚持っておくことをおすすめします。色やデザインが複数あれば気分によって付け替えることもできますので、ちょっとした模様替え感覚で変えるのもいいでしょう。
また、ニオイの原因は便器を掃除する道具にもあります。
便器を綺麗にするはずの掃除道具が汚れていては便器の掃除をする意味もありませんので、毎回掃除道具を使うたびに流し終わった際に残る便器の水で綺麗に洗い流しましょう。
また、ケースに道具を入れる際はしっかり道具の水気を切ってからなおして下さい。
それでもニオイが気になるという方は、ケースに入っている状態で重曹をブラシ全体にかけて時間をおきます。
ある程度重曹をかけて放置したあとにケースの内側部分の汚れも拭き取れば、気になるニオイは消えているはずです。
今までに便器の掃除の仕方を変えてみたり、掃除用シートを変えてみてもニオイが消えなかったという経験をお持ちの方は、最終的に芳香剤や消臭剤に頼ってしまいがちですが、ニオイの元が消えないまま芳香剤などを使用すると、嫌なニオイがさらに芳香剤と混ざって嫌なニオイは増しますので注意しましょう。
壁や床、便座のカバー、掃除道具に残った汚れをしっかり綺麗に落としてから芳香剤などは利用しましょう。
また、芳香剤や消臭剤を使用する場合は、芳香剤は高い位置に、消臭剤は低い位置に置いておけば一番効果的に機能を発揮してくれます。
カバーの掃除や掃除道具の手入れなど手間がかかりサボりがちですが、そのような一つ一つの努力で、とても快適な空間になる事間違いなしです。