水回りの豆知識

39. トイレ交換でお掃除の全自動化!Panasonicのアラウーノとその特徴

Panasonicの全自動お掃除トイレ、アラウーノとは?

このトイレが他と異なる大きな特徴は、便器に使われている素材にあります。
便器部分に有機ガラスという素材が使われており、水垢や、汚れが固着しにくくなっている上に、衝撃による割れやひび・キズにも強い素材とされています。 また、タンクレス構造のため、タンクを配置した際の圧迫感がなく、コンパクトに収まります。

このトイレはシリーズ展開されており、機能や価格によって以下の通り3種類に分類されています。

新型アラウーノ

流すたびに泡と水流で便器を洗う「激落ちバブル」、便器からおしっこがはねる・漏れるのを防ぐ「トリプル汚れガード」、汚れやすかった隙間をなくした「スキマレス設計」に加え、少量の水で強力に流す「新スパイラル水流」など節水機能も備えます。 全自動お掃除の肩書はこの「激落ちバブル」「新スパイラル水流」から来るものです。

アラウーノS

新型アラウーノから、「トリプル汚れガード」を除いた機能を有するタイプです。

アラウーノV

新型アラウーノから、「激落ちバブル」「トリプル汚れガード」「スキマレス設計」を除いたタイプ。無駄な凹凸をなくし、スキマも拭きやすい設計となっています。 また、アラウーノVに関しては、手洗いの有無でさらに価格に差が設けられています。

有する機能によって価格にも大きく違いが出るため、選ぶ際は自宅のトイレにどんな機能が必要かを見定めた上で選択されるとよいでしょう。

自宅に合ったタイプを選ぶ

機能別で3種に分類されていますが、どのタイプが自宅に適しているのか見極めることが肝心です。

新型アラウーノ
トイレ掃除に面倒をかけず、長くきれいに使いたい、掃除にかける肉体的負担が大きい、 タンクを排してトイレ空間を広くしたいと考える方向けです。

アラウーノS
掃除を楽にしたいと考える一方、かかる費用も考慮したいと考える人向けです。

アラウーノV
シリーズの中では最もお手頃価格で、今までより掃除を簡単にしたい、または タンクを排してトイレ空間を広くしたいと考える方向けです。 以上のように、必要とされる機能とかかる費用のバランスを考えて最適と思われるものを選択しましょう。

トイレ交換後の経過、メンテナンス

全自動お掃除トイレと呼ばれてはいるものの、長く使い続ければどうしても汚れはたまるものですし、 お掃除機能がないタイプもあることから、やはり定期的なお手入れが必要となります。 具体的にどのようにお手入れすべきか以下に示し、順に見ていきたいと思います。

便座(作業前に電源を切る)
便座の表・裏やフタは柔らかい布で水拭きします。この時、乾いた布やペーパーだと摩擦が原因で傷が付くことがあります。 汚れが目立つ時は、フタと便座を取り外した上で水拭きします。細かい箇所は柔らかいブラシを使いましょう。

洗浄ノズル
ノズルにはお手入れ機能が付いています。これはノズルを突出させた状態にするため、汚れを確認したらブラシや綿棒などで入念に落とします。 ちなみにこの便器には自動でノズルを除菌する機能が付いています。こちらを活用しつつ、ノズルを清潔に保ちましょう。

脱臭フィルター・吸込口(作業前に電源を切る)
脱臭音が大きくなり、効果が弱くなった時はフィルターをブラシで掃除します。 また、脱臭吸込口も同じくブラシでほこりや汚れを落とします。

便器(作業前に電源を切る)
便器の内側、外側、床は水拭きし、内側に汚れが目立ってきたらブラシでこするとよいでしょう。 内側には中性洗剤をかけてしばらく置き、時間をおいたらブラシで汚れをこすり落とします。

洗浄タンク
ホコリが付いていたら、水洗いし良く乾かしてからセットしましょう。

このように汚れに強いですが、長く快適に使うためには定期的なお手入れが必要になります。 簡単な拭き掃除は日常的に行い、便器等の掃除は毎週1度行うなどの工夫で、できる範囲から始めてみるのはいかがでしょうか。


  1. 在宅介護で注目増!札幌式トイレとは? 
  2. リフォーム時にタンクレストイレにする? しない?
  3. トイレトレーニングに最適のトイレを選ぶには? 
  4. トイレをリフォームするのに必要な幅って?
  5. トイレをリフォーム工事中、どうやって用を足す?
  6. トイレ交換とトイレ修理、どっちがお得?
  7. お得な最新型のトイレとは?
  8. トイレの便器構造・水が流れる仕組みとは?
  9. 最新型の節水型トイレはどのくらいお得?
  10. トイレリフォームでエアコン設置は可能?
  11. トイレの便器・便座を新しくするとどんないいことがある?
  12. トイレの便器の色を変えて気分を一新♪
  13. トイレに手洗いをつけたい時の注意点
  14. ウォシュレットのメンテナンス・取り外し方法
  15. お使いのトイレ、ウォシュレットは設置可能ですか?
  16. その方法で大丈夫?自分で温水洗浄便座(ウォシュレット)交換を行う時に気を付ける事
  17. ここが違う!和式、洋式のトイレリフォーム方法の違いまとめ
  18. 早急に変えるべき!くみ取り式を洋式にリフォームしたほうが良い理由
  19. 介護をよりラクに!快適に過ごすために行うトイレリフォームのすすめ
  20. におい対策にも!印象ががらりと変わるトイレの壁紙交換のすすめ
  21. あなたのトイレは何タイプ?トイレの壁排水モデルとは
  22. みんな知ってる?生活に欠かせないトイレの部品の名称
  23. 簡単に設置できるかつ便利な温水洗浄便座(ウォシュレット)のすすめ!
  24. タンクの水はきれいなの? 気になる温水洗浄便座(ウォシュレット)の清潔性
  25. トイレで流してはいけないものは?
  26. 洗浄レバーのがたつきの対処法
  27. トイレの洗浄音、ボコボコ変な音がする理由は?
  28. 共有トイレトラブルの元!尿石っていったい何?
  29. 冬場に発生しやすいトイレの事故
  30. 温水トイレでもエコは可能!節電・節水のポイント
  31. トイレの知られざる歴史 海外と日本
  32. 介護・バリアフリー化と保険制度の利用
  33. トイレの収納を見直してみる
  34. トイレメーカーの特徴 TOTO
  35. トイレメーカーの特徴 INAX(LIXIL)
  36. ご存知ですか?トイレの耐用年数と便器の交換工事
  37. 気になる!トイレ設備交換の工期と工期とあれこれ
  38. さぁトイレのリフォーム!窓の位置の最適な大きさは?
  39. トイレ交換でお掃除の全自動化!Panasonicのアラウーノとその特徴
  40. 突然の来客でも大丈夫!トイレ交換や掃除で与える印象はグンと良くなる
  41. 腰を傷めないで簡単にキレイ!トイレ交換で面倒なトイレ掃除とサヨナラ
  42. 知りたい!ユニットバスのリフォームとトイレ交換
  43. 交換した便器を廃棄処分!トイレ交換後の注意点
  44. 上がる?下がる?トイレリフォームが与える不動産売却価格への影響
  45. リフォームでトイレに革命!企業ビルのトイレリフォームと減価償却
  46. 世界のいろんなトイレ事情
  47. あなたはいくつ知ってる?「トイレ」の呼称・呼び方
  48. 忘れると悲惨!?引っ越し前にはトイレの内見
  49. 夫婦喧嘩の理由は「トイレ」?妻が「座れ」という理由
  50. 思わずセレブもトイレ交換!日本製トイレの人気を探る
  51. 何で女性はトイレが長いの?男女にみるトイレの過ごし方の違い
  52. トイレのガンコ汚れ、掃除テクニック【完全版】
  53. 手軽にできるトイレの風水で運気アップ 
  54. トイレの快適さを決定する、押さえておきたい4つのマナー違反
  55. 節水時もトイレで悩まない!災害に備えたトイレ交換
  56. これでダメならトイレ交換?タンクの水漏れ対処法
  57. せっかくのトイレリフォーム!失敗を避けるためにできること
  58. トイレ交換の際に得?大と小で流れるトイレの水量とその理由
  59. トイレ交換時期も近い?ウォシュレットのリモコンが動かないときは
  60. 夏のトイレの臭い対策
  61. 子どものトイレトレーニングは夏がおすすめな理由
  62. トイレに冷房?夏の暑いトイレで快適に過ごす方法
  63. トイレはどこに作る?家を建てる・リフォーム時に考えたいポイント
  64. 夏の省エネ・節水にエコトイレ
  65. トイレの悪臭対策「便座カバー」&「トイレのブラシ」
  66. 海外旅行に必須!「トイレを借りたい」ときの英会話
  67. 掃除で金運アップ?トイレ掃除で大成功
  68. 冬に向けてしっかり準備。トイレで手を洗った後の保湿対策
  69. タンクレストイレに交換したら手洗いはどうすればいいか
  70. トイレで水漏れが起きた時にやってはいけないこと ~集合住宅編~
  71. トイレには窓が必須なのか
  72. 家庭のトイレにスリッパを置くべきか
  73. 腰痛持ちにやさしいトイレ
  74. 芳香剤の代わりにトイレに置くもの5選
  75. 公衆トイレが寒く感じるときの対処法
  76. トイレに行けば病気がわかる?
  77. 寒くなるとトイレに行きたくなるのは何故か
  78. 世界で広まる「わんちゃん専用公衆トイレ」
  79. 年末といえば大掃除!忘れがちなチェックポイント5つ
お見積り・出張・点検・キャンセル・電話相談は全て無料です
通話料無料 受付時間8時~20時 フリーダイヤル0120-506-123
24時間受付 お問い合わせフォームはこちら

事前に料金をご提示したあと、
お客様のご了承をいただいて初めて
作業に入りますので、
どうぞご安心くださいませ。

事前に料金をご提示したあと、お客様のご了承をいただいて初めて作業に入りますので、
どうぞご安心くださいませ。