おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。

【話題】

「流行語大賞は史上最多の4つ」

2013年に話題になった言葉に贈られる「新語・流行語大賞」が12月2日、都内で発表されました。年間大賞に選ばれたのは「じぇじぇじぇ」「倍返し」「今でしょ！」「お・も・て・な・し」で、史上最多の4つが受賞することになりました。

「じぇじぇじぇ」は、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の中で、能年玲奈演じる「天野アキ」らが使う驚いたときの表現、「倍返し」はTBSのドラマ「半沢直樹」で主演の堺雅人が使った決め台詞で、いずれもテレビドラマを契機に流行しました。

また、「今でしょ！」は、予備校「東進ハイスクール」の現代文講師・林修氏のCMがきっかけで流行、「お・も・て・な・し」は、2020年東京五輪招致の最終レセプションで、フリーアナウンサーの滝川クリステルがアピールしたものです。

一方、ハフポスト日本版でも、流行語大賞にノミネートされた50語から独自に人気投票を行った結果、12月2日現在17時現在で、1位は「倍返し」と「じぇじぇじぇ」の2つ、3位が「今でしょ」、4位が「お・も・て・な・し 」と、実際の流行語大賞と、ほとんど変わらない結果となっています。

【歴史】

「黒田官兵衛:荒木村重への書簡の写し発見」

兵庫県伊丹市立博物館は２日、戦国武将、荒木村重（道薫）に幽閉された黒田官兵衛が、後に村重に送った書簡の写しが見つかったと発表いたしました。

織田信長に謀反を起こした村重の説得に訪れた官兵衛は村重に１年間幽閉されました。それから４年後の手紙ですが、文面からは親しげな関係がうかがえ、研究者は「幽閉は過酷なものではなく、２人は変わらずに親しい関係だったのでは」と分析しています。

当時、官兵衛は秀吉の配下で、茶人となっていた村重は茶道を通じて秀吉との関係を深めていました。書簡は、村重から光源院の領地問題の相談を受けた官兵衛が返書を出し、これを村重が書き写し、交渉が順調だと伝えるために光源院に送ったものとみられています。

「秀吉様のお考えどおりに間違いのあるわけがありません」と秀吉をたたえる言葉や「姫路へのお供をされるのであれば、この地へお出（い）でになるだろうと存じていたところ、お出でになられず、とても残念」と再会できなかったことを惜しむ文がつづられています。

神戸女子大の今井修平教授（日本近世史）は「文面からは遺恨は感じられない。茶人となった村重が政治に関与し、秀吉の下で力を合わせて政策を実現しようとする２人の関係を示す貴重な資料だ」と評価しています。

【テクノロジー】

「米アマゾン、無人飛行機で宅配テスト　商品の８６％対象」

米インターネット通販最大手のアマゾンは１日、無人飛行機を使った商品の配達をテストしていると公表いたしました。全地球測位システム（ＧＰＳ）を備えた小型の無人機を飛ばし、商品を顧客の自宅にすばやく届けられるそうです。

ジェフ・ベゾス最高経営責任者（ＣＥＯ）が１日、出演した米テレビ番組中で明らかにしたものです。ベゾス氏によると、サービス開始にはさらにテストと関連当局の認可が必要となりますが、早ければ４～５年後に実用化できる可能性もあるそうです。同氏は番組中で試作機を公開し、「ＳＦのようだが、そうではない」と話しています。

無人機で配送できるのは重さ２・３キロまでの商品で、同社が取り扱っている商品の約８６％が対象となります。最寄りの物流センターから約３０分で届けられ、目的地に着くと商品を投下するシステムなどが検討されているそうです。

それでは本日も一日よろしくお願いいたします。