おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【経済】
「昭和シェルがアブダビの製油所に太陽光発電を設置」
昭和シェル石油と子会社のソーラーフロンティアは、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油精製会社が運営する製油所の関連施設に、主流の結晶シリコンを使わない「CIS薄膜太陽電池」の発電システムを導入したと発表しました。
産油国との関係強化を図り、安定供給につなげるのが目的とされています。アブダビ側も、消費電力の一部を再生可能エネルギーで賄うことで、原油の輸出余力を増やせる利点があるとの事です。
CIS薄膜太陽電池は気温が高くても高い性能を維持でき、中東での利用拡大が期待されています。設置したのは4台(計36・4キロワット)に留まるが、1年間のデータ分析後に設置数を増すことも検討されています。
【経済】
「ルーブル美術館 「モナ・リザ」の展示照明に東芝製LED採用」
東芝は、仏ルーヴル美術館に所蔵されるレオナルド・ダ・ヴィンチ作の絵画「モナ・リザ」などの展示照明に同社製のLED(発光ダイオード)が採用が決まったと発表されました。来年5月末までにモナ・リザ専用の照明と、著名絵画が展示される「赤の間」にLEDが取り付けられます。
ルーヴル美術館内への納入をてこに同社LEDのブランド力強化につなげたい考えだそうです。
ルーブル美術館ではこのほか、2014年前半をめどに、ダヴィッド作の「皇帝ナポレオン1世と皇后ジョゼフィーヌの載冠」とメインエントランスの「ナポレオン・ホール」にも同社製のLED照明を取り付けられます。
東芝は、現在改修が進められているルーヴル美術館と照明に関するパートナー契約を締結しています。ピラミッドとピラミディオンのほか、ナポレオン広場全体など外観部分の照明に同社製LEDが設置されました。
【サイエンス】
「スギ、ヒノキの木樹勢不足」
東京都は、今春のスギ・ヒノキの花粉飛散量が過去10年の平均値の3割程度にとどまったと発表しました。
1985年以降で2番目に多かった昨年と比較すると、1割程度だったと言うことになります。飛散量が少なかった理由について東京都では「昨年が非常に多かったため、2年続けて大量の花粉を作る力が木になかったのでは」と話しており、9月に開く花粉症対策検討委員会で観測結果を分析します。
都福祉保健局によりますと、今シーズンのスギ、ヒノキともに花粉の飛散はほぼ終息されましたが、今月からはカモガヤなどイネ科の花粉が飛び始めると予想されています。同局はホームページの花粉情報をイネ科花粉の飛散状況に切り替えて、注意を呼びかけています。