おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「吉田えり 日本で初勝利5回1失点」
野球の関西独立リーグで兵庫の吉田えり投手(20)が、兵庫県の三田市城山公園野球場で紀州戦に今季初先発し、同リーグで女性選手として初めて勝ち星を挙げた。
5回を6安打1点に抑え、チームは5―4で勝った。同投手は米独立リーグで2011年に1勝を挙げているが、日本では初勝利となった。
吉田はナックルボールを武器に09年、男子とともにプレーする日本初の女子プロ選手として関西独立リーグ入り。10年から米独立リーグに挑戦し、今季は3年ぶりに日本に復帰した。
【サイエンス】
「温泉熱で「土湯」復興を 全国初の電力自給へ」
「こけしの里」として知られる福島市の名湯、土湯温泉。東京電力福島第1原発事故などの影響で、旅館16軒のうち6軒が休・廃業する中、団塊世代の有志が温泉熱を利用した発電システムの導入で、電力の地産地消と温泉街復活を目指している。
土湯温泉はJR福島駅から西へ15キロの山あいにある。宮城県の鳴子などと並ぶこけしの生産地として有名で、年間二十数万人の宿泊客でにぎわっていた。しかし、昨年3月の東日本大震災と原発事故で観光客が激減。旅館5軒が廃業、1軒が長期休業に追い込まれた。客足は回復の兆しを見せているものの、事故前の水準には程遠い。
苦境を打開しようと、団塊の世代が昨年10月、「復興再生協議会」を設立。中心となったのは、社会福祉法人理事長の加藤勝一さん(63)らだ。
加藤さんらはオイルショックが起きた1973年、「あらふど(新足)の会」を結成。あらふどとは「新雪を最初に踏み固め、道を作る」という意味で、毎晩のように将来を語り合い、町の活性化に取り組んだ。その後、活動は下火になったが、温泉街がほぼ焼失した54年の「土湯大火」以来の危機に、当時の中心メンバーが再び立ち上がった。
復興の切り札は、湧き出た温泉の熱で低沸点のアンモニアなどを沸騰させて、発電タービンを回すシステム。地中深くから高温蒸気を取り出し大規模プラントで発電する従来方式とは違い、余った温水を有効利用できる上、環境破壊が避けられる利点もある。
2013年度中に毎時500キロワットの設備を完成させる。温泉街を流れる荒川では小水力発電も計画しており、将来的には1100キロワットを発電、土湯全体の電気を賄う考えだ。
加藤さんはエコ発電の見学ツアーや電気を活用した野菜工場など、アイデアを温めている。温泉街丸ごとの電力自給が実現すれば全国初という。加藤さんは「新たな観光地の魅力と雇用の場を生み出し、再生の道を歩んでいきたい」と話している。
【テクノロジー】
「Microsoft、Windows 8で「Windows Live」ブランドを消去へ」
米Microsoftは5月2日(現地時間)、同社のWebとアプリの総合オンラインサービスのブランド名「Windows Live」を、Windows 8のリリースとともに消滅させる計画を発表した。
同社はWindows Liveという名称を、WebメールのHotmail、クラウドストレージのSkyDrive、インスタントメッセージングサービスのMessengerなどのWebサービスと、デスクトップ向けアプリスイート「Windows Live Essentials」、ユーザーアカウント「Windows Live ID」などで使用しているが、ユーザーから複雑で分かりにくいというフィードバックを受けているという。
「Windows 8は、サービスとソフトウェアについてのわれわれのアプローチを再考する機会を与えてくれた」という。Windows 8ではWindows Liveを、Metroスタイルアプリからも、Webブラウザからも、Windows PhoneからもアクセスできるシームレスなWindows体験の一部とし、“別のブランド名”の別のサービスではなく、PCを起動したときからWindows体験に含まれるものにするという。
例えば、スタート画面ではHotmailやアドレス帳の「Windows Contacts」はタイルの1つとして設置でき、別ブランドのサービスだと意識されないようになる。
なお、Windows 8では、Windows Live ID(「Microsoftアカウント」になる見込み)でログインすると、Windows 8の設定の多くがMicrosoftのクラウドに保存され、ユーザーはWindows 8を搭載するPCやタブレットで常に同じ環境を利用できるようになる。
MicrosoftはWindows Liveの名称変更について、以下のような一覧表を公開した。「Live」はほとんど消滅し、アドレス帳「Windows Contacts」の名称がWindows Phoneの連絡帳と同じ「People」アプリになり、「MSN Messenger」は「Messaging」アプリになる。
なお、この変更がどのようなタイミングで実施され、Windows 7以前のユーザーについてはどうなるのかなどの詳細は説明されていない。
それでは本日も一日よろしくお願いします。