おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【話題】
「高速で“豚ズラ”警察&機動隊出動!」
ブヒブヒと叫びながら逃げまくるブタに、ブーブーと鳴らされるクラクションが交錯する。大阪、兵庫の両府県にまたがるブタの脱走劇に幹線道路が大混乱した。
大阪府警高速隊によると19日午前10時ごろ、大阪市西区の阪神高速大阪港線下りの1キロポスト付近で、「大きなブタが1頭歩いている」という110番通報が相次いだ。高速隊が急行すると、阪神高速の天保山方面へ向け、ブタが歩いていた。
偶然、近くをバスで移動中だった同府警機動隊なども応援に加わり、現場は警察車両など計8台、警察官計27人が集結。ブタを取り囲んでネットで捕獲したという。一方、神戸市東灘区の有料道路「ハーバーハイウェイ」下り西行き車線7・3キロポスト付近では午前10時25分ごろから「前を走っているトラックからブタが転げ落ちた!!」などという110番通報が計9本あった。
兵庫県警東灘署、灘署のパトカー3台などが駆けつけると、ブタが左路肩でうずくまっており、道路管理会社職員が10時44分ごろに“身柄”を確保した。
【IT】
「英語版Wikipediaのサイト閉鎖が終了、1億6200万人が訪問」
英語版のWikipediaは19日、米国議会で審議されている著作権保護法案への抗議活動として行なっていた、サイトを24時間にわたって閉鎖する“ブラックアウト”を終了した。
米国の下院議会では、米国外でのオンライン著作権侵害行為を防止するための法案「SOPA(Stop Online Piracy Act)」が審議されており、上院議会でも同様の法案「PIPA(Protect IP Act)」が審議されている。これらの法案では、著作権侵害コンテンツへのアクセスを遮断する措置を米国内の企業にも求めていることから、インターネットの検閲につながるものだとして、多数のネット企業や組織などが反対を表明している。 Wikipediaを運営するウィキメディア財団は、SOPAおよびPIPAについての対応をWikipediaコミュニティで議論した結果、法案に抗議する意思を示すため、英語版Wikipediaのサイトを一時閉鎖する“ブラックアウト”を行うことを決定。
米国東部時間1月18日午前0時(日本時間1月18日午後2時)から24時間、英語版Wikipediaのサイトは法案に抗議する特設ページにリダイレクトされた。 抗議活動終了後、英語版Wikipediaのサイトは通常通り閲覧できるようになり、各ページの上部には抗議活動への協力に感謝するバナーが表示されている。バナーのリンク先のページでは、Wikipediaのメッセージは1億6200万人以上に読まれたが、「SOPAとPIPAはまだ死んでいない」として、引き続き抗議活動への協力を求めている。
【歴史】
「日本初の水深図発見=機密海図やペリー測量図も―海保倉庫から、公開へ」
海上保安庁の東京都中央区の施設から、日本初の海図に使われた明治初頭の岩手県釜石港の水深図や、昭和初期の商船の交通量を示す旧日本海軍の機密海図などの歴史的資料が大量に見つかった。
同庁海洋情報部の移転に伴い、財団法人「日本水路協会」が2010年度から資料を整理する中で発見し、約1万3500点をデジタルデータ化した。海洋情報資料館(東京都江東区)で25日から閲覧できる。特に貴重な約190点はインターネットで公開する。
同協会によると、日本の海図の父とされる海軍初代水路局長の柳楢悦らが1871(明治4)年9月に測量した釜石港の水深図は、5階倉庫にあった。この図を基に翌72年9月、日本で初めて海図が刊行された。同年10月刊行の岩手県宮古港の海図の基となった71年8月測量の水深図も見つかった。当時は鉛を付けたひもを垂らして計測したが、現在のレーザー計測に劣らぬ精度という。