おはようございます。コールセンター片倉です。
本日のニュースです。
【今日は何の日?】
「今日は目黒のさんま祭り! サンマはどうして秋が旬なの」
本日(9月6日)は、東京・目黒で開催される「目黒のさんま祭り」の日です。今年で20回目を迎えるこのお祭りは、古典落語に由来しているのをご存じでしょうか? 大正から昭和の時代に活躍した落語家・三代目三遊亭金馬が持ちネタとしていた「目黒のさんま」が元となっています。
落語の「目黒のさんま」は、こんなお話です。お殿様が目黒で休憩をとっていた時に、サンマが焼けるいいにおいがした。サンマは庶民の魚で、お殿様が口にすることはほとんどなかったが、あまりのいいにおいにつられて食してみたところ、そのおいしさに驚いたという。その後、その味が忘れられないお殿様は、親戚宅でサンマを食べたいと頼んだところ、上品に調理されたつみれの餡かけで出てきたそうです。もちろんその味と香りはシンプルな焼きたてにはかなわず、使っているサンマの産地を聞いたところ「魚河岸」とのこと、そこでお殿様が「いかん、サンマは目黒に限るぞ」と発した、という話です。「目黒のさんま祭り」は、その落語にちなんで1996年に始まりました。
サンマは8月下旬頃から親潮(千島海流)にのって北海道沖より南下します。この時点で脂はのっていますが、食べたエサが十分消化されずに腹の中に残り、身はまだ締まっていません。この具合がいいのが、9月中旬~10月上旬に三陸沖を通過するサンマだと言われています。さらに南下して静岡県あたりに行く頃にはすでに脂が落ちているそうです。つまり、9月中旬~10月上旬に三陸沖で採れるサンマが最高、つまり目黒のサンマは旬のはしりということになります。
サンマには、青魚全般に多く含まれるDHAやEPAが豊富です。DHAは脳にいい栄養素として有名です。脳内の細い血管に弾力を与え、酸素や栄養素を送り、脳細胞を活性化します。さらに、悪玉コレステロールを減らす作用もあると言われています。
一方のEPAには血栓を予防する作用があります。これにより、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を予防することができます。 他にも、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンE、カルシウム、鉄なども豊富に含まれている優れた食材です。
【イベント】
「大阪城で太閤秀吉の愛した”薪能” 大坂の陣400年天下一祭で」
大阪城本丸広場(大阪市中央区)の天守閣前で9月20日、「夏の陣 大阪城本丸薪能」が行われます。「大坂の陣400年天下一祭 夏の陣2015」の一環として行われるこのイベント、大阪を代表する能楽師の大槻文藏さんをはじめ、能楽界の重鎮から若手までの実力派能楽師が4日間にわたり、天守閣を背景にした特設舞台に立ちます。
演目は、初日=「翁(おきな)」「猩々(しょうじょう)」、2日目=「蚊相撲」「土蜘蛛」、3日目=「仏師(ぶっし)」「安宅(あたか)」、4日目=「蝸牛(かゅう)」「吉野詣」。4日目の「吉野詣」は、豊臣秀吉が自分の事績をもとに作らせた「豊公能(たいこうのう)」と呼ばれる作品で、当時「豊公能」の作品のほぼ全ては、能をこよなく愛していた秀吉自らが演じていたといわれています。
8月11日に大槻能楽堂(大阪市中央区上町A)で行われた記者発表会では、出演者を代表して大槻文藏さんと、その芸養子で高校生能楽師として注目を集めている大槻裕一さんが見どころなどを語っています。
「吉野詣」で豊臣秀吉役を演じる文藏さんは「20年ほど前に復曲した作品。この役を大坂の陣から400年という特別な年に演じさせてもらうことに大変意義を感じている」と意気込みを見せています。裕一さんは「普段は能をご覧にならない方にも分かりやすく華やかな曲を選んだ。能は難しいと感じる方にもぜひ見に来てほしい」と呼び掛けています。
当日の出演は、ほかに観世清和さん、野村萬斎さんなどで、18時30分開演、チケットは、VIP=1万5,000円、S=1万円、VIP通券=5万5,000円となります。
【グルメ】
「“新宿高野×キユーピー”コラボによるフルーツサラダ、そごう横浜店で限定販売」
そごう横浜店の地下2階に出店する「新宿高野」のサラダショップで9月8日(火)より、調味料メーカー「キユーピー」とのコラボレーションによるサラダ商品「TAKANO&キユーピー サラダcollection」が期間限定で販売されます。
コラボ商品誕生は、長年各地の果物生産者と情報交換を行っている新宿高野が2年前からキユーピーと共に行ってきた、日本の果物の需要喚起についての研究会に端を発しているそうです。新宿高野創業130周年を迎えるにあたり、「おいしく健康で豊かな、新しいフルーツフルなライフスタイルの提案を」と、同研究会を通じて生まれたサラダの商品化を実現し、記念商品として販売するに至ったとのことです。
発売するのは、国内の各産地で栽培されたフルーツの特色を生かし、シーフードや野菜と組み合わせたフルーツサラダで、調味料として、キユーピーのマヨネーズやドレッシング商品を使い味付けしたものです。フルーツには、岡山県のブドウや愛知県のイチジク、和歌山県の柿、長野県のブラムリーなど各地から厳選したものを使用します。
販売するフルーツサラダは5~7種類、2カ月間の販売期間で、月ごとにフルーツが変わり、サラダの内容や味わいも変わります。
9月のラインアップは、「岡山ぶどうとトマトのマリネ」(100グラム=465円)や「シャインマスカットのポテトサラダ」(同=378円)、「イチジクのコールスロー」(同=389円)などに、そごう横浜店30周年記念商品「柑橘と大根」(同=357円)を加えた5種類を週ごとに入れ替えて販売します。
10月には、「ブラムリーとさつまいものサラダ」や、「柿とサーモン」「りんごと海老のサラダプラムリー仕立て」など4~5種類を展開する予定です。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。