おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【天気】
「ウェザーニューズ、皆既月食観測可能エリアを公表」
ウェザーニューズは、2011年12月10日の皆既月食が観測できると予想されるエリアを「皆既月食見えるかなマップ」で発表した。 同社によれば、10日夜は強い寒気が流れ込んで日本海側ほど雨や雪となる。
ただ、北海道の道東、関東・東海、西日本の広いエリアでは観測のチャンスがあるという。また、今回の月食は、月が欠け始めてから終わるまで約3時間30分。空の高い所で皆既の最大を迎えるので、建物に邪魔されることもなく観測を楽しめるとしている。
同社の運営する24時間ライブ番組「SOLiVE24」では、月食の生中継を予定。月が欠けていく様子をライブで届ける。天候が悪くて観測できない人は「SOLiVE24」を通して皆既月食の様子を楽しむことができる。今回の機会を見逃した場合、次回の皆既月食は2014年10月18日。3年近く待つこととなる。 なお、今回の月食の開始と終了の時間は次の通り。
部分食の始まり 21時45分
皆既食の始まり 23時05分
皆既食の最大 23時31分
皆既食の終わり 23時58分
【サイエンス】
「火星に新たな水の痕跡を発見、多様な生命の可能性も」
火星の表面を調査している米航空宇宙局(NASA)の探査車「オポチュニティ」の研究チームは、火星に水の流れがあったことを示す新たな痕跡が見つかったと明らかにした。
発見されたのは、水の流れによってできた石膏とみられる鉱物の堆積で、幅は約1~2センチ、長さ約40~50センチ。「エンデバー」と呼ばれるクレーター付近の、硫酸塩を多く含む岩盤と火山性の岩盤が合流する地点で見つかった。 研究チームはオポチュニティに搭載されている顕微鏡カメラなどの機材を使ってこの堆積物のカルシウムと硫黄の割合を調べ、比較的純度の高い硫酸カルシウムである石膏と特定。
水によって火山岩から溶け出したカルシウムが地下の裂け目で硫黄と混合して硫酸カルシウムとなって堆積し、地表に露出したものとみており、「岩の中の地下の裂け目を水が流れていたことが確実になった」と解説している。
オポチュニティはこれまでにもマグネシウム、鉄、硫酸カルシウムなどの形で水の痕跡を発見しているが、こうした痕跡が強い酸性の環境を示していたのに対し、今回見つかった堆積物は自然な環境に近く、多様な生命体が存在できていた可能性があると見られている。
【地方】
「露天風呂でホッと一息」
12月に入り、函館市湯川町にある市熱帯植物園のサル山の露天風呂で、ニホンザルたちが首まで湯につかって温まっている。
お風呂の常連はサル山の93匹の半数ほど。約65度の湯の川温泉の源泉を引き、水でぬるめて41度前後にしており、今年生まれた4匹の子ザルもお母さんにおんぶしたり、抱っこしたりして入浴している。