おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「復帰戦に向け渡米「ソチ五輪も」上村愛子」
昨年2月のバンクーバー五輪で4大会連続入賞を果たした後、第一線から離れていたフリースタイルスキー・モーグルの上村愛子(31)(北野建設)が6日、2季ぶりの復帰戦となるUSセレクション(19~22日、米コロラド州)に向け、成田空港から渡米した。
上村は「一試合一試合一生懸命やって、ソチ五輪でメダルを狙えると思ったら迷わず狙いたい」と抱負を語った。
上村は4月に復帰を表明した後、国内での体力強化に加え、海外で雪上練習を行ってきた。11月に行った中国ではモーグルコースも滑ったといい、「体力は落ちているが、バンクーバーまでに身につけた技術は体が覚えていた」と手応えを得たという。
復帰戦で上位に入れば、今季途中からワールドカップ(W杯)メンバーに昇格できる。2月18、19日には国内で2年ぶりとなるW杯が新潟・苗場であり、「そこに選手として出られるのが一番」と意欲を見せた。
【科学】
「更年期障害の原因が夫にもあるという大胆説」
中高年女性の更年期障害の一因は夫にあり――。医師で大阪大准教授の石蔵文信さん(56)(保健学)が、そんな大胆な説を「夫源病ふげんびょう こんなアタシに誰がした」として出版した。
「夫の言動がストレスになり、妻の体調不良を誘発する」といい、世の熟年男性には耳の痛い内容だ。
石蔵さんは10年前、大阪市内の病院に男性更年期外来を開設。「妻の協力も必要」と患者に夫婦での来院を求めたところ、診察した約600組では、患者だけでなく妻の多くも更年期障害に苦しんでいた。
女性の更年期障害は、閉経前後の女性ホルモン減少が主要因とされ、動悸やめまい、不眠などを訴える。
石蔵さんが患者の妻に聞き取りを行ったところ、多くの妻が夫の言動に精神的苦痛を感じており、カウンセリングによって症状が改善したという。
石蔵さんは、心身を守る働きがある女性ホルモンが減る時期に夫からのストレスを受けたことで、更年期障害を引き起こした可能性があると判断。
そうした中高年女性の体調不良を「夫源病」と名付け、妻にストレスを与える夫たちを幾つかのパターンに分類した
【海外】
「台湾・胃がん患者が毎日7人増加」
2011年12月6日、台湾では毎年胃がん患者が約2000人新たに生まれており、大きな問題となっている。毎日7人の患者が生まれる計算で、その原因の99%は食習慣と生活習慣にあるという。台湾のニュースサイト・NOWnewsが伝えた。
台北医学院付属病院の腫瘤科主任である戴丞正(ダイ・チョンジョン)医師によれば、胃がんの原因は脂っこい食事や塩辛い味付けの食事を摂るといった食習慣にあるとされる。
とくに焦げ目の多い食べ物や、肉、塩分の強い漬け物などを好んで食べたり、喫煙や飲酒の習慣があったりする人の罹(り)患リスクが高い。
また、睡眠不足や不規則な食事も胃がんの発生率を高める一因となっており、ストレスの多い仕事に従事している人にも患者は少なくない。不快感や膨満感といった消化不良の症状が2週間以上続いた場合には、早めに医師の診断を受けるべきだと戴医師は呼び掛けている。