おはようございます。コールセンターの片倉です。
本日のニュースです。
【風物詩】
「古都の夏を彩る大文字」
お盆に迎えた精霊を送る「五山送り火」が１６日夜、京都市内で営まれました。日中は大雨に見舞われましたが、夜にはほぼ雨が上がりました。各山では予定通り点火され、夏の夜空を焦がす壮大な景色を演出いたしました。
左京区の如意ケ嶽では、時折降る雨の中、大文字保存会の会員たちが組み上げた護摩木をぬらさないよう、火床にシートをかけて点火を待っていました。理事長の山本正さん（６２）は「先祖から続く盂蘭盆会（うらぼんえ）の行事。何があっても１６日に火を付けるという思いです」と夕暮れの山上で語っていました。
午後８時、「大文字」に火がともりました。今年は５１年ぶりに点火時刻が一部変更され、「妙法」「船形」「左大文字」「鳥居形」と、東から西へ５分おきに火が付けられました。
見晴らしが利く鴨川や嵐山の周辺では、家族連れや浴衣姿の若者らでにぎわっていました。暗闇に浮かぶ赤々とした炎に、故人をしのんで手を合わせたり、カメラに収めるなどして、過ぎゆく夏を惜しんでいました。市内の人出は昼間の大雨の影響で約４万人（京都府警調べ）で昨年の半数となっています。
【オークション】
「フェラーリ、39億円で落札 史上最高額」
1962年製の希少なイタリアの高級自動車フェラーリのスポーツカーが14日、米カリフォルニア州で競売に掛けられ、約3800万ドル（約39億円）で落札されました。
競売を実施した英ボナムス社によると、競売で売られた自動車としては過去最高額とのことです。同社によると、これまでの最高額は昨年英国で落札された54年製のメルセデス・ベンツW196で約29億円（当時）だったそうです。
今回落札されたのは赤のフェラーリ250GTOで、同じ仕様のものは28台しか製造されていないそうです。62年にスキーの五輪金メダリスト、アンリ・オレイエ氏らが「ツール・ド・フランス・オートモービル」にこの車で出場し２位に入賞したものです。
【イベント】
「浜離宮で “東京大茶会” －イングリッシュ野だて・茶道はじめて体験など」
浜離宮恩賜庭園（中央区浜離宮庭園1）で10月11日・12日、さまざまな流派が一堂に会する大規模な茶会「東京大茶会2014」が開催されます。
東京大茶会は、茶道になじみのない都民や外国人などに親しみをもって「お茶の文化」や「茶の湯」を気軽に楽しんでもらおうと2008年に始まり、今年で7回目となります。昨年は約2万3000人が来場し、『東京の秋の風物詩』として親しまれているあす。
両日、本格的な茶会を体験できる「茶席」（要事前申し込み）、緑豊かな屋外で気軽に茶道の楽しさに触れることができる「野だて」、2人1組でお茶をたて合う初心者向けの茶道教室「茶道はじめて体験」の3つのプログラムを用意しています。
庭園では、外国人や海外からの観光客向けに、茶道のおもてなしの精神や基本作法を英語で解説する「イングリッシュ野だて」、都内高校茶道部の高校生がお茶を振る舞う「高校生野だて」も予定しています。
さらに、威勢のいい掛け声とともに江戸名物の物売りを再現する江戸の行商パフォーマンス、日本の代表的な伝統芸能で江戸時代に大衆の人気を集めた曲芸を中心とする「江戸太神楽（だいかぐら）」を披露するほか、邦楽演奏や日本舞踊など、江戸・東京の文化を紹介するパフォーマンスとステージプログラムを繰り広げます。
開催時間は9時30分～16時10分、浜離宮庭園の開園時間は9時～17時（最終入園は 16時30分）、入園料は、一般＝300円、65歳以上＝150円、小学生以下と都内在住・在学中学生は無料となります。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。
