おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【ライフ】
「今年の漢字は “輪” 東京五輪、災害支援で」
２０１３年の世相を１字で表す「今年の漢字」が「輪」に決まり、日本漢字能力検定協会が１２日、京都市の清水寺で発表いたしました。
協会によると、応募総数は１７万２９０票で、トップの「輪」は９５１８票だったそうです。森清範貫主が「清水の舞台」で、縦１・５メートル、横１・３メートルの越前和紙に特大の筆で揮毫いたしました。２０２０年東京五輪の開催決定や富士山の世界文化遺産登録が官民のチームワークで実現したこと、国内外で起きた災害からの復興に支援の輪が広がったことが理由とのことです。
２位は「楽」（８５６２票）で、プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスの初の日本一を挙げた人も多かったそうです。３位は「倍」（７６２３票）、４～１０位は「東」「風」「決」「今」「偽」「富」「喜」と続いています。
森貫主は「東日本大震災からの復興が遅々として進まない中、さらに力を合わせ、平和の輪がつながることを願う」と話しています。
【サイエンス】
「裏側のデコボコもくっきり ”かぐや”測量の月球儀公開」
日本の月探査機が観測した地形データをもとにした、新しい立体地図が完成いたしました。クレーターの同心円状の構造や、平地の線状の地形などがはっきり確認できるもので、国土地理院が１３日にホームページで公開いたします。
この地図は、地形の凹凸を赤色の濃淡で強調することで立体構造をわかりやすく表現した赤色立体地図となります。レーザーで測量したデータを用い、樹木の下に隠れた富士山の細かい地形や古墳の形状を描き出すのにも使われています。
宇宙航空研究開発機構が２００７年に打ち上げ、０９年に月面に落下するまで観測を続けた「かぐや」が観測した１０メートル四方ごとに高度を測定した地形データを活用し、国土地理院と、赤色立体地図を開発したアジア航測が協力して作成、国立天文台が解析いたしました。赤が濃いほど、地形の凹凸が激しく、クレーターの縁にある岩石が溶けた痕跡や、クレーターが重なった状態などがはっきりとわかります。
【話題】
「そごう千葉店、来年は”２０１４万円の福袋」
そごう千葉店（千葉市中央区）は１１日、来年の福袋のラインアップを発表いたしました。美浜区に今月オープンする大型商業施設などに負けじと、今年に続き元日から営業し、今年の１・２倍となる計約５万袋を準備する予定です。
東京五輪の開催決定にちなみ、５つのリング（指輪）が入った２０１４万円の福袋を１袋限定で販売、また抽選で２人が買える「セレブなピンクの福袋」は、トヨタのピンクのクラウンとピンクのドンペリなどがセットで６００万円で販売します。
千葉ロッテマリーンズ、ジェフ千葉の「オフィシャルグッズ福袋」（各限定１００袋）も用意しています。同店には今年の元日、開店前に５千人が並び、１１万人が来店したそうです。担当者は「幅広い世代に対応できる、百貨店の強みを発揮した品ぞろえになった」と話しています。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。
