おはようございます。管理事務担当の穂積です。
本日のニュースです。
【経済】
「「薄くて軽い」新型iPad発表」
アメリカのIT企業アップルは、タブレット端末iPadについて、これまでより薄くて軽い新型の機種を発表し、ライバルの攻勢によるシェアの低下に歯止めをかけられるかどうか注目されているそうです。
アップルは、22日、アメリカ西部のサンフランシスコで、タブレット端末iPadの新型機種を発表しました。
このうち、画面の大きさが9.7インチの機種は、ディスプレーの枠の部分を小さくし、厚みを従来より20%減らしたことで重さをこれまでより28%軽い469グラムに抑えたとの事です。
アップルはこの新型機種を来月1日から日本やアメリカなどで販売し、最も安いモデルは日本では5万1800円に設定しているそうです。
また、画面が7.9インチの小型版についても、今回、ディスプレーの解像度を高めた新型機種を発表されました。
タブレット端末の市場では、グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載した韓国のサムスン電子などが攻勢を強めていることもあり、アップルはことし4月から6月までの四半期にタブレット端末の販売台数が3年前の発売以来、初めて前の年の実績を下回り、市場シェアは32%にとどまりました。
このため、今回の新型機種の投入でシェアの低下に歯止めをかけることができるかどうか注目されます。
アップルのティム・クックCEO=最高経営責任者は「今回発表した驚くような製品は、アップルだけが提供できる革新性の代表的な事例だ」と話しているとの事です。
【スポーツ】
「浅田真央 自己ベストに迫る高得点で優勝」
フィギュアスケートの国際大会、グランプリシリーズの第1戦、アメリカ大会は、20日、女子シングル、後半のフリーが行われ、浅田真央選手が自己ベストに迫る高得点で優勝しました。
前半のショートプログラムで首位に立った浅田選手は、20日に行われたフリーで出場した10人の最後に滑りました。
浅田選手は、冒頭の3回転半ジャンプ、トリプルアクセルで回転不足となって転倒しました。この後も連続ジャンプで回転不足と判定されるなど小さなミスがありましたが、3種類のスピンやステップは、すべて最高難度と認められ、加点もされました。
さらに、3年間基礎から練習して身についてきたスケーティング技術や表現力も高く評価されて、浅田選手はフリーでもトップとなりました。
この結果、ショートプログラムとの合計で204.55と、バンクーバーオリンピックで出した自己ベストにおよそ1点差に迫る高得点をマークし、2位のアメリカのアシュリー・ワグナー選手に10点以上の大差をつけて優勝しました。
浅田選手は、次はグランプリシリーズの第4戦で来月、東京で開かれるNHK杯に出場する予定です。
【文化】
「「和食」無形文化遺産に登録へ」
世界の伝統文化などを保護するユネスコの無形文化遺産に「和食」の食文化が登録される見通しとなりました。
ユネスコの無形文化遺産は伝統文化や祭礼、それに伝統工芸品を保護しようというもので、日本ではこれまでに能楽や歌舞伎、それに京都祇園祭の山鉾行事など21件が登録されています。
文化庁は東日本大震災の原発事故で広まった風評被害を打ち消そうという民間からの声を受けて、去年3月、和食の食文化を新たに提案していました。
正月に家族で囲むおせち料理や芋煮会など、季節の行事や地域との関わりが深く社会的慣習になっていて、器に伝統工芸を取り入れるなど文化的な価値があるという提案に対して、事前審査を行うユネスコの補助機関は、22日、登録がふさわしいと勧告しました。
文化庁によりますと、登録がふさわしいという勧告が覆された例はないということで、ことし12月にアゼルバイジャンで開かれる政府間委員会で正式に登録が決まる見込みです。
食文化としては、すでにフランスの美食術やイタリアなどの地中海料理など4件が無形文化遺産に登録されています。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。