おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【イベント】
「市川地産地消ラーメンで街を活性化」
千葉県市川市のラーメン店9店が、地産地消推進拉麺会を結成したとのことです。今月から三番瀬産の「幻の海苔」やネギ、うまだれなどを使ったラーメンを競作、スタンプラリーや「ザ・ラーメン対決」を企画して街の活性化を目指しています。
「地産地消を進める母体として親しみやすいラーメンに着目。3月から動き出して市内の約40店に参加を呼びかけました」と仕掛け人の市川商工会議所の経営指導員の獅々田渉さんは話しています。
今回はのイベントには地元で大人気の「魂麺」や「らーめんタンク」「中華麺工房男爵」など9店が応じて加盟しています。
魂麺は、三番瀬のアサリ出汁でスープを作り、生産者が少なく、ほとんど市場に出回っていないので「幻」といわれる三番瀬の海苔、市川ネギ、市の花「バラ」(食用)などを使った「市川中華そば」を考案し、今月から販売を始めています。お客様の評判は上々とのことです。魂麺の社長は「奇をてらわず、シンプルに。幻の海苔がスープに溶け込んで磯の香りが立ち上ります」と話しています。
同拉麺会は第1弾として今月末までスタンプラリーを展開しています。各店で押すスタンプの数によって抽選し、「ザ・ラーメン対決」の招待券や特別審査員などの景品が当たるとのことです。
第2弾の「ザ・ラーメン対決」は12月1日、本八幡中央広場で開かれ、同拉麺会加盟店のうち4店が出場し、公開の場で地産地消の味を競いあいます。また、北海道や秋田などの名店がぐるめ屋台村に出店する予定です。
【サイエンス】
「雪男は古代ホッキョクグマの子孫? DNAが完全一致」
伝説上の動物「雪男」(イエティ)の謎を解明したかもしれないと、英国の遺伝学者が17日、発表いたしました。
英オックスフォード大学(Oxford University)のブライアン・サイクス(Bryan Sykes)名誉教授によると、ヒマラヤ山脈で採取された雪男のものとされる2体の動物の試料と、古代のホッキョクグマとの間で、完全な遺伝子の一致が確認されたとのことです。
サイクス教授は昨年、イエティと思われる生物の目撃地で採取された試料の提供を全世界に呼び掛け、約70個の試料を入手したそうです。このうちの27個から、優良なDNA検査結果が得られ、その後、データベースに保存されている他の動物の遺伝子との比較が行われました。
その結果、体毛の試料2個から予想外の発見が得られたそうです。1個は、インド・カシミール(Kashmiri)地方のラダック(Ladakh)で40年前に射殺された動物から採取されたもので、もう1個はブータンで10年前に発見されたものです。
サイクス教授はBBC(英国放送協会)のラジオ番組で「ヒマラヤ山脈で収集された試料には、普通の種類のクマや他の生物が混じっていた。だが特に興味深い試料では、その遺伝子パターンが、ヒグマなど現代のクマではなくて、古代のホッキョクグマと関連性が確認された」と話しています。
ラダックとブータンの試料から採取したDNAは、ノルウェーのスバルバル(Svalbard)で発見された4万~12万年前のホッキョクグマの顎の骨から採取したDNAと100%一致したとのことです。
「この結果は、ヒマラヤ周辺をうろついている古代のホッキョクグマが存在することを意味するのではなく、ホッキョクグマの祖先の血を引くヒグマの亜種が高ヒマラヤに存在することを意味するのかもしれないと考えている。あるいは、最近になってヒグマと古代ホッキョクグマの子孫との間に交配が行われたことを意味するのかもしれない」と述べています。
サイクス教授は、今回の研究結果を査読科学誌で発表するための投稿を済ませており、今週末に始まる英国のテレビ番組でも発表する予定とのことです。
【海外】
「タイに世界一長身の男性?257センチ、ギネスの勧めも」
タイメディアによると、タイ東北部スリン県に世界一背が高い可能性のあるタイ人男性がいることが分かったそうです。身長257センチとされ、トルコ人男性が持つ現在のギネス世界記録251センチを上回っています。
男性はポンチャイ・サオシーさん(24)で、体重は約225キロ。17日にポンチャイさんの自宅を訪れた政府関係者によると、ホルモンが過剰に分泌されている可能性があるとのことです。
タイ政府などによると、ポンチャイさんは16歳ごろから急激に成長し始め、身長は現在も伸びているそうです。また、ギネス記録への申請を勧める声も出ているとのことです。
ギネス記録では現在、世界一長身のトルコ人男性はスルタン・コーセンさんとなっています。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。