おはようございます。コールセンター片倉です。
本日のニュースです。
【大相撲】
「白鵬が20度目の優勝」
大相撲秋場所千秋楽が25日、東京・国技館で行われ横綱白鵬(26)=本名ムンフバト・ダバジャルガル・モンゴル出身・宮城野部屋=が2場所ぶり20度目の優勝を決めた。12勝2敗で並んでいた関脇琴奨菊が敗れ、自身は結びで日馬富士を上手投げで破った。20度目の優勝は大鵬、千代の富士、朝青龍、北の湖、貴乃花(いずれも元横綱)に次いで史上6人目。
2006年夏場所の初優勝から31場所での優勝20回は朝青龍に次ぐスピード記録。「20回優勝したから、(横綱に)大を付けてもいいかな」といたずらっぽく笑ったが、ここまでの道のりの長さを問われた白鵬は「なんとも言えない。色々ありましたし。」八百長問題など大相撲が直面した数々の危機に立ち向かってきた一人横綱は、複雑な表情も見せた。
琴奨菊に続き、稀勢の里も来場所は大関昇進に挑戦する。白鵬は「若手を育てる責任と、壁になる責任がある」と待ち構える。日本人力士の台頭を期待させた15日間だったが、主役はやはり白鵬で揺るがなかった。
【スポーツ】
「男子マラソンで世界新 2時間3分38秒」
第38回ベルリン・マラソンは25日、ベルリン市街地コースで行われ男子のパトリック・マカウ(26)=ケニア=が2時間3分38秒の世界新記録で優勝し、2連覇を達成した。従来の世界記録は08年に同じベルリン・マラソンでハイレ・ゲブレシラシエ(エチオピア)が出した2時間3分59秒だった。
レースは序盤からあ世界記録を上回るハイペースで進み、25キロすぎまでマカウやゲブレシラシエら4人が先頭集団を形成したが、、マカウは27キロをすぎにゲブレシラシエを振り切り、独走した。
【科学】
「発毛にスイッチを入れる物質を発見・・・米研究チーム」
体に毛を生えさせるスイッチを入れる物質を、米エール大学の研究チームがマウスを使った実験で発見した。
人間の毛髪にも同じ仕組みがあると考えられ、脱毛症治療などへの応用が期待される。 動物の毛は、毛の元になる「幹細胞」が分裂や変化を繰り返すことで生える。だが、幹細胞が何をきっかけに変化を始めるのかは判明していなかった。
研究チームは、毛根の周りにある「脂肪前駆細胞」に注目。その数を調べたところ、毛が成長する直前に増えていた。脂肪前駆細胞ができないようにマウスの遺伝子を操作すると、毛は成長しなかった。
さらに脂肪前駆細胞の働きを調べた結果、この細胞が「PDGF」というたんぱく質を作り、PDGFが毛の幹細胞に作用して毛が生え始めることがわかった。