おはようございます。コールセンター松平です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「体操・寺本明日香五冠!」
体操の女子個人総合は世界選手権(10月、東京)代表候補で、1年の寺本明日香(愛知・名古屋経大)が59.400点で優勝、団体総合の初制覇と、跳馬を除く種目別の3種目を含めた5冠に輝いた。
【新商品】
「消費電力6割カットのサイクロン式掃除機」
サイクロン式掃除機「TORNEO(トルネオ) VC-CG511X」(東芝ホームアプライアンス・9月16日、想定価格8万円前後)ブラシにマイナスイオン発生器をつけ、静電気を抑えて、ゴミを吸い取りやすくしている。「エコモード」運転時は「強モード」に比べて消費電力を最大6割も減らせるという。
【科学】
「奈良先端大・細胞内メガニズムを世界初の発見」
植物が花を咲かせる上で重要な働きをする「花咲かホルモン」(フロリゲン)をキャッチして細胞内に知らせる受容体を、奈良先端科学技術大学院大(奈良県生駒市)の島本功教授(植物分子遺伝学)らの研究グループが世界で初めて発見し、英科学誌ネイチャー電子版に発表した。
島本教授らは、ホルモンが花を咲かせる遺伝子を活性化させるしくみも解明。開花時期の変更にも成功し、今後、「昔話・花咲かじいさん」のように好きな時に花を咲かせる技術につながる可能性がある上、開花期を安定させ、食糧やバイオ燃料作物の増産が期待できるという。
島本教授らは平成19年にフロリゲンが「Hd3a」と呼ばれるタンパク質であることを突き止めていた。しかし、細胞内でフロリゲンが受容されるメカニズムや、花を咲かせる仕組みは解明されていなかった。
今回、研究グループはイネを使い、フロリゲンと結合するタンパク質を調査。その結果、「14-3-3」というタンパク質が受容体として働くことを突き止め、別のタンパク質とともに結合体を形成することを発見した。
さらに、この複合体が細胞内でどのように構築されるのか解析したところ、フロリゲンが「14-3-3」に受容され、核内へ移動して結合体を形成。この結合体が、花を咲かせる遺伝子を活性化することが明らかになった。また、フロリゲンと受容体の結合の強度を変えることで、花を咲かせる時期を変化させることにも成功した。