おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【グルメ】
「サービスの技競う大会 日本人給仕長が世界一」
レストランの給仕の腕を競う世界大会が日本で開催され、日本代表の宮崎辰さん(35)が優勝し、日本人の世界初の快挙に会場が歓喜に包まれました。
フランス料理では、給仕長はシェフと同じぐらい重要な仕事で、客をもてなし、テーブルの上で料理を完成させる役割を担っています。
宮崎さんは、チーズやワインなどを研究し、フランス語を習得してこの大会に挑んだそうで「日本人のきめ細かなサービス、気配り、繊細なテクニックが評価されたと思っている」と語っています。
【歴史】
「足利将軍の遺髪収納か」
津市歴史博物館は9日、三井寺(園城寺)にある室町時代前期の木造地蔵菩薩(ぼさつ)坐像をエックス線撮影したところ、頭部の中に納入品を包んだとみられる紙が見つかったと発表いたしました。寺の文書に、地蔵菩薩に納入した記録がある室町幕府2代将軍足利義詮か、初代尊氏の遺髪の可能性があるとみています。
三井寺には、足利家御用達と言われた仏師集団「院派」の作とみられる地蔵菩薩像が3体あり、金堂にある1体(高さ42センチ)の首の付け根には、頭部の空洞をふさぐ布があり、納入品があるとみて撮影した結果、約7センチ四方に折りたたんだ紙があることが判明したとのことです。
地蔵信仰にあつかったと伝わる尊氏は、当時の三井寺金堂などを再建し、寺との関係も深く、義詮が亡くなった翌年の1368年の「園城寺文書」には、尊氏が亡くなったときの先例に従って、地蔵菩薩に義詮の髪を入れて寺に納めたとの記述が残っています。仏像の制作時期が1350~70年ごろとみられることから、義詮か、1358年に亡くなった尊氏の遺髪を納めた像と推測できるとしています。
【話題】
「光に埋まる”清水の舞台”」
世界遺産の清水寺(京都市東山区)で9日夜、秋の夜間特別拝観に合わせたライトアップの試験点灯が行われました。
「清水の舞台」を囲むように色づき始めたモミジが光を浴び、本堂の上には観音菩薩の慈悲を表した青く真っすぐな光が西へ照らされました。
清水寺によると、境内のモミジは約1千本あり、昨年より色づきが早く、見ごろは今月中旬~下旬とのことです。
それでは本日も一日よろしくお願いします。