おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【経済】
「岩手産のむき身 カキ初競りで史上最高値」
東京・築地市場(中央区)で1日朝、生鮮むきカキの取引がスタートしました。入荷量は計2.7トンで震災による津波の影響で少なかった昨年に比べ、さらに4割少なくこのうち岩手県産の一部良品には1キロ当たり5800円という史上最高値が付きました。
競り落とした仲卸は「初荷にしては身質が良く、三陸の養殖業者にこれからどんどんおいしいカキを育ててほしいという気持ちも込めた」と話しており、店頭で早速料理店などが初物を仕入れていました。
築地のカキ取引は、今後三重や広島県産などの入荷が増え冬にかけて徐々に値段は安くなっていくという事です。
岩手や宮城県産は「震災による津波の影響で今シーズンも、震災前のごく一部しか出荷できない」ほか「水温が高いためか、各産地でカキの成長が遅い」(産地関係者)が不安視する向きもあるとの事でした。
【地域】
「鵜飼いシーズン終了 ご褒美にアユ」
水郷・愛媛県大洲市での鵜飼シーズンが終わり市観光協会は同市中村の肱北河原で鵜の感謝祭を行いました。
降雨による増水で期間中(6月1日から112日間)の営業は31日間中止となり、観光客数は過去最低の7422人にとどまりました。協会のまとめでは夜の部は過去最低の昨季比約1400人減の6600人。昼の部では昨季を約70人上回る822人でした。
感謝祭には協会の古森達夫会長や清水裕市長ら約20人が参加し鵜匠の山中年治さんと井上利和さんらとともに鵜に餌のアユを与え、期間中の活躍に感謝して労をねぎらったとの事です。
【経済】
「おせち商戦スタート 「家族」と「個食」の二極化」
東京の三越日本橋本店などでおせち料理の予約が始まり、2013年正月のおせち商戦が本格的にスタートしました。
東日本大震災以降、家族の絆が重視され祖父母から親子3代が一緒に楽しめる3段重が売れ筋です。高齢者や単身者の「多過ぎて食べ切れない」との要望にも応え、少量パッケージにした「個食型」も増え多様化しています。
親子3代向けのおせちでは、子供が好きな食べ物を詰めた重を1段設けているのが特徴です。高島屋では、ウルトラマンをあしらった「家族三世代おせち」を企画。ダイエーは3世代の異なる好みに合わせて、1段ごとに和、洋、中や「お子様」から自由に選んで組み合わせられるセットを用意し、「3世代が集まって、おせちの由来を伝えていってほしい」と話しています。
そごう・西武は1人前の「個食おせち」の品数を3倍に増やしました。三越や東急百貨店も1~2人分のミニおせちの品ぞろえを拡充し、個食ニーズを取り込む。東武百貨店では5月に開業した「東京スカイツリー」をイメージした高さ約40センチの8段重を販売するとの事です。