夏になると気温の上昇とともに、気になるのが水回りの臭いです。
お風呂場、キッチン、トイレと並ぶ中、最も気になるのがトイレの臭いではないでしょうか。
換気扇や窓が十分に機能していて、なおかつ掃除もされていれば気にはならないものですが、少しでも手入れを怠ると排泄物によるアンモニア硫黄臭、そして流水による湿気により、臭い・ジメジメが発生します。
トイレ掃除はついつい後回しにしてしまいがちですが、生活に欠かせない場所なので汚れや臭いをいつまでも放っておくことはできません。
トイレ掃除にはコツやポイントがあります。仕方なしに掃除する場合でも、闇雲にやるのではなく後述する要点を踏まえた上で行うようにしましょう。
思い立ったが吉日、この機会にトイレの臭い対策に取り掛かりましょう!
掃除の際はトイレ室内全体をキレイにすることが望ましいのですが、理由があって難しい場合は以下のような、便器回りを中心とした臭いの元となる箇所だけでも掃除しておきましょう。
【主な臭い発生源とその臭い対策】
1.便器・便座
便座、特にその裏側は肉眼では見えない尿ハネの汚れが多いとされており、知らず知らずの内に臭いを発している場合があります。
便座は肌に触れるため、除菌シートなどで表面を拭き、それから便座裏を入念に拭くようにしましょう。
また、便座の掃除で忘れがちな縁周り・縁裏も同様に排泄物のハネが多い箇所とされています。
汚れのこびりつきを解消するため、手始めにトイレ用洗剤を塗布しておきましょう。
洗剤が流れて思うようにいかない場合は、トイレットペーパーに染みこませてから縁裏に貼り付けておくと良いでしょう。
時間を置いてからペーパーを取り除き、ブラシで磨くとピカピカになります。
2.カバー類
便座や蓋にカバーをつけている場合、室内の湿気や尿はねなどを吸収してしまうことで臭いの原因となっていることがあります。
カバーはまめに洗濯・交換するか、夏場は思い切って撤去してしまいましょう。
今は抗菌防臭加工が施されたカバーもあるので、そちらを検討されるのも良いかも知れません。
3.マット・スリッパ
カバー類と同様に尿はね等を吸収してしまい、臭いの原因となります。
特に床に設置されるため位置的に汚れやすく、流水で定期的に洗われる便器と違って臭いを留めやすいとされています。
こちらも頻繁に洗濯・交換の必要があるでしょう。
トイレは空気が淀みやすくなっているため、換気扇や窓による空気入れ替えはまめに行いましょう。
特に掃除では洗剤を使うため、換気は不可欠です。
このとき換気口や窓の網がホコリ等で詰まっていると効果は十分に得られません。
しっかり掃除して換気機能を維持しましょう。
これにあわせてトイレ掃除用の便利グッズを使うことでより楽にキレイなトイレを維持させられるようになります。
快適なトイレで夏場を乗り切りましょう。