一度体感するとやめられないウォシュレット。ボタン一つでお尻を清潔に保ってくれる優れものですが、やはり機械。定期的なメンテナンスが必要となります。
後回しにしていると突然トラブルに見舞われることになってしまいますので定期的にチェックするのが理想的です。
ウォシュレットのトラブルでよく聞かれるのが「リモコン」の故障です。
ただし、リモコンが動かないからといって、故障と決め付けるのではなく、まず確認すべき事項があります。
リモコンが反応しない原因が「リモコン」にあるのか「ウォシュレット」にあるのか見極めることが肝心です。
ウォシュレットには以下の種類があります。
・シートタイプ
便器とタンク一体型のトイレに取り付けるタイプ。
・一体型
便器、タンク、ウォシュレットが一体型となったタイプ。
上記のような2パターンがありボタンやセンサーの配置が若干異なっているため、事前にコンセントやそれぞれボタンの位置を把握しておきましょう。
主な確認手順は以下の通りです。
1.ウォシュレット本体の「運転ランプ」が点灯しているかどうか
点灯していない場合は「本体操作部」にある「運転入/切」を押して電源を入れます。
2.リモコンの表示部分がかすれていたり、消えかかっていないかどうか
一部分が暗くなっているなど、該当する場合は電池の消耗が考えられるため交換しましょう。
3.「リモコン受信窓」にホコリやゴミの付着がないかどうか
ウォシュレット側にある「リモコン受信窓」が汚れていると受信がしにくくなることから動作に影響を及ぼすことがあります。柔らかい布で掃除した上で再度リモコン操作してみましょう。
4.プラグ部分の「切表示ランプ」が点灯していないかどうか
コンセントにさしてあるプラグの「切表示ランプ」が点灯している場合は、同じくプラグにある「リセットボタン」を押して「切表示ランプ」を消灯します。
5.着座・人体検知センサーにホコリやゴミ・水滴が付着していないかどうか
着座・人体検知センサーにホコリやゴミが付着していると受信しにくくなるため、リモコンに反応しなくなる可能性があります。汚れていたらやわらかい乾いた布で掃除し、再度リモコン操作してみましょう。
6.ウォシュレット本体がベースプレートにはまっていない
これはシートタイプに限られるものですが、ウォシュレットの本体ががたついていないか確認しましょう。安定しない場合は一度ベースプレートと呼ばれる便器への固定部分から離し、再度「カチッ」と音を立てるまで差し込みます。
以上が確認作業になりますが、こちらに述べた対処法はあくまで一例です。確認手順を終えても正常に動作しない場合も考えられます。
さらに、メーカーや型によっては配置や構造が異なっていることがあるため、上記の通りに確認作業ができない可能性があります。そのような場合は故障と考え、私たち日本水道センター(0120-506-123)日本水道センター(0120-506-123)にご相談ください。