男女差はさまざまな所で散見されますが、お手洗いでの過ごし方もその一つです。
例えば、お手洗いに行くのに誰かを誘っていく、雑誌や新聞などを読みながら長居をする、など人によって様々です。
こうしたことについて話し合う事など普段はめったにないと思います。故に、一体どのように過ごしているのだろう?と疑問を持ったことはありませんか?
とっても些細なことですが、こういった小さなことがきっかけで男女のトラブルに発生するケースもあるそうです。
ここでは、そうした男女差によるお手洗いでの行動や過ごし方の違いについてまとめました。
当然、用を足すのが主目的となりますが、実際はそれだけでなく互いに異性の目から開放された行動や用事が加わります。歯磨きや洗顔など身だしなみを整え、女性であればお化粧を直す必要もあります。
特に女性は男性より身だしなみにかける時間が長くかかります。今は化粧室がとても充実しており、トイレ交換もされているので、快適なお手洗いが増えたことも時間が長くなる理由のひとつです。
では、女性はお手洗いでどのようなことをしているのでしょうか?
化粧直し
顔がテカっていないか、化粧が崩れていないかなどお決まりのケースです。
着替え
ストッキングが伝線したときや衣服を汚してしまった場合などがこのケースに当たります。
体臭チェック
口や脇そして足など、ニオイが気になる場所のチェックをする方もいます。
女性の長時間勤務が当たり前になった現代では化粧直しと同じぐらい定番のケースとされます。
便秘
女性の多くが悩みとされており、催すこと事態が珍しい人だとどうしてもこもらざるを得なくなります。もし待たされても急かさず、後で恨み言は言わず、寛容に受け入れてあげましょう。
また、毎月の生理も同様に捉えることができます。
男女別のお手洗いなら問題ありませんが、変わってこれが男女共用になると、女性側から男性のお手洗い使用法について数々の指摘が出てきます。
小用を足した後、便座を下げない
この意見は多く、便座は不衛生だからあまり触れたくない、うっかり便座を下げずに座ってしまった、など使い終わったら下げてほしいと言う意見でした。
トイレットペーパーを交換しない
使い終わっているのに交換せずに出て行くことから出た意見です。次に使う人のことを考え、多少手間でも付け替えるのがマナーです。
手を洗わない
これも中々多いらしく、見ている側に不潔な印象を与えます。用を足したら手を洗うことを習慣にしましょう。
電気を消さない
うっかり程度なら良いのですが、消さないのが当たり前ではやはりマナーが問われます。
電気代等もかかるため使用後はまめに消すようにしましょう。
掃除を嫌がる
どうしても汚れてしまいますし、誰でも嫌なものです。人に任せきりにせず、何回かに一度は自ら掃除するなど、当番制にするのも一つの手です。
小用による尿の飛沫によって悪臭が発生
尿の撥ね返りによって発生するアンモニア臭が原因となっており、これを不満とする意見です。
今は小でも座って用を足す男性が増えつつあるそうです。
女性から男性へは「過ごし方」より「使い方」についての指摘が多くありました。 どうしても過ごし方や使い方で男女差は出てしまうものです。大切なのはそれを当然として放置することではなく、お互い工夫してそうした男女差により生じる不満を減らしていくことではないでしょうか。設備の不備が原因であれば、トイレ交換の検討も視野に入れる必要があります。
お手洗いの使い方で人間関係が悪化してしまうことがないよう、マナーを心がけたいものです。