くみ取り式トイレのデメリットとして、まずはお釣りと言って、大便をした時に下に貯まっている汚物が勢いでおしりに戻って来て、かかってしまうと言う事があります。これは、本当に汚いですし、衛生にも良くないです。
もう一つ、汚物を下水へ流す仕組ではないので、処理されるまでそのまま汚物が残りトイレ中に臭いが充満してしまいます。
また、くみ取り式トイレの場合には、底がとても深いので、小さな子供なんかがいる場合には、とても危険になります。その点、トイレリフォームをした洋式トイレでは、清潔に使用することができます。
くみ取り式トイレでは、決められた期間に市役所に頼んで、バキュームカーで汚物を回収してもらわなければなりません。トイレリフォームした洋式の水洗トイレでは、そのような事は必要ないので安心・便利・快適になっています。
トイレリフォームした洋式トイレは、くみ取り式トイレとは違う快適さが沢山あります。
最近の洋式トイレの便座には、温度を調節する機能が付いている物が多くて、冬場などの寒い時でも、体が冷える事がないようになっています。これが、くみ取り式トイレですと、トイレの下から冷気が来て、体を冷やす原因になる事もあります。
トイレリフォームした洋式トイレでは、温水洗浄便座(ウォシュレット)を設置する場合が多く、清潔感が出てとてもいい感じになります。そして、ウォシュレットは水温や水の勢いも調節できるようになっていますので、自分の好みに合わせて利用する事ができ、大変便利になっています。中には、乾燥機能や脱臭機能が設置されているものもあります。
また、腰を深くかがめる必要がない洋式トイレはお年寄りにも優しい構造となっています。
くみ取り式トイレから洋式トイレにトイレリフォームするには、ぜひ日本水道センターにご依頼ください。トイレリフォームをする際に、くみ取り式トイレを取り壊して、そこを改良して洋式トイレにする事になります。
くみ取り式トイレを壊す場合には、壊す前にくみ取り式トイレに溜まっている汚物を、バキュームカーで吸引してもらわなければなりません。
また、新しく付けてもらう洋式トイレの製品を決めておく必要があります。後で後悔しないように、カタログなどを沢山取り寄せて、十分に検討する必要があります。新しいトイレルームには、電源も確保しないといけません。冬場の暖房の為に、コンセントを用意してもらう方がいいでしょう。