ウォシュレットのメンテナンスについてのコツをご紹介いたします。 まず、ウォシュレット自体を取り外してからやってみましょう。
これまでのウォシュレットは簡単に取り外すことができず、自分でメンテナンスをすることがなかなかできませんでした。そのために汚れが蓄積されていました。しかし、今のウォシュレットは取り外しが可能なため、メンテナンス・掃除もしやすくなっています。
まず、確実に作業を行うために、止水栓を止めましょう。製品やメーカーの違いによって止水栓の止め方は異なりますが、方法は基本一緒ですので安心してください。
必要なのは、プラスドライバー、モンキーレンチなどですので、用意しておきましょう。
TOTOの場合、取り外し方は3種類に分かれます。
タイプ①
ウォシュレットGX ウォシュレットSX ウォシュレットGα ウォシュレットSα
ウォシュレットCα ウォシュレットGX ウォシュレットGα
タイプ②
ウォシュレットG ウォシュレットS ウォシュレットK アプリコット
タイプ③
ウォシュレットGX ウォシュレットGα
タイプ①の場合、まず電源プラグを抜き、連結管のナットをゆるめ、取りはずす、そして便座はずし工具でナットをはずし、ウォシュレット本体をはずすという形です。
タイプ②の場合、電源プラグを抜き、ウォシュレットの給水ホースを分岐金具から取りはずします。そして右側の本体取りはずしボタンを押したままウォシュレット本体を手前に引きます。その際、ベースプレートのボルトをゆるめてはずします。
タイプ③の場合、電源プラグを抜き、連結管との接続をはずします。そして、便座・便ふたを開けて、ケースカバー前面の ビス(2本)を外します。最後に、本体をベースプレートから外し、引掛け部に差し込んである本体を横にずらして外します。
なお、メンテナンスがしやすいウォシュレットは、便座の横に操作パネルやタンクがあるものなどです。その側面が汚れやすくなり、とても掃除がしにくいとの声をよく聞きます。
ちなみに、ウォシュレット一体型のトイレは、交換修理に10万以上かかるケースがありますが、ウォシュレットの取り付けは何度でもできます。
今回の例はTOTOの商品を使って説明しましたが、他のメーカーの商品でも転用できますので、ご自身のトイレのウォシュレットの製品のタイプを見て、取り外しを行ってみてください。