おはようございます。WEB制作担当の石野です。
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20日(日)銀ブラしてきました。
仕事や買い物といった要件なく、ただ銀座をぶらぶらする事を『銀ブラ』と言う方がいらっしゃいました。昭和末期頃までそのような言い方があったようですが、最近はそうは言わないようですね。
この日、銀座の中央通りは歩行者天国になっていて、開放的な空間が広がっていました。空は曇っていましたが、雨が降るでもなく風がゆるやかに流れていて、気持ちよかったです。
曇りのせいか少し人が少ない銀座中央通り
風鈴売りの屋台、天秤を担いで移動。
偶然にも書店のイベントで、艶やかな芸者さんをお見かけしました。
歩行者天国の実施されている大通りに面する『本の教文館』1F店頭にて、新橋の芸者の方たち自ら製作した「芸者いろはかるた」の発売記念イベントとして、数名の芸者さんがパンフレットを配ったり、かるたの紹介をされたりしていました。
芸者というと京都を連想するかもしれませんが、新橋芸者というのは歴史が深いようですね♪
東京の文化にふれて、海外からの観光客の方も大満足のご様子。
ところで、書き出しで紹介した『銀ブラ』という言葉ですが、“銀座をぶらぶら・・”の略語ではなく、『銀座でブラジルコーヒーを飲む』からきている言葉だということです。大正時代、慶応の学生が言い始めたそうですが、その語源となったブラジルコーヒーを出す店が、現在も銀座にあります。
この日私の目的はまさしく『銀ブラ』。ぶらぶらと銀座8丁目の『パウリスタ』へ向かいます。
カフェーパウリスタ
カフェーパウリスタの創業は1909年(明治42年)。今年で101年目の老舗ですが、これまでに多くの著名人がこの店に通っているそうです。
かつて、 カフェーパウリスタは今の交詢社(銀座六丁目)の向かいあたりにあり、大正時代には菊池寛、正宗白鳥、芥川龍之介、久保田万太郎、広津和郎、佐藤春夫、 獅子文六といった文学者が多く出入りしていたとのこと。昔を懐かしむ人たちがこの店を訪れるのも少なくないそうです。
ジョン・レノンもオノ・ヨーコとともにここに通い、時にはブルーマウンテンを3杯おかわ りしたというのです。なんとなくドキドキしてきませんか?
(店内)
「森のコーヒー」をいただきました。
雑味なくスッキリとした味わい。
灯りを抑えた店内で、おちついてコーヒーを頂けます。“せわしなさ”が無いせいか、客層は年齢高めの方が多いように感じました。
こちらでコーヒーを頂くと『銀ブラ証明書』が貰えます。スタンプカードになっていて、10個でコーヒー1杯無料です。
銀ブラ証明書
休日にみなさんも『銀ブラ』してみてはいかがでしょうか。
【銀座中央通り歩行者天国】
銀座通り 銀座通り口交差点~銀座8丁目交差点の間(約1100m)
土曜・日曜・休日
●4月~9月 ⇒ 午後0時~午後6時
●10月~3月 ⇒ 午後0時~午後5時
それでは本日もよろしくお願いいたします。