おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【社会】
「秋篠宮ご夫妻お迎えし「地球環境大賞」授賞式」
産業発展と環境との共生を目指し、地球温暖化の防止や環境保全活動に熱心に取り組む企業や団体を表彰する第21回「地球環境大賞」(主催・フジサンケイグループ)の授賞式が24日午後、秋篠宮ご夫妻をお迎えして、東京・元赤坂の明治記念館で開かれ、各賞受賞者に表彰状とトロフィーが手渡された。
式典では、大賞に輝いたサントリーホールディングスの鳥井信吾副社長が受賞者を代表して「今後も日本の美しい自然を守るとともに、資源の徹底した有効活用にも取り組む」とあいさつした。
フジサンケイグループの日枝久代表は「フジサンケイグループは、あらゆる分野で環境と経済、社会との調和による豊かで活力にあふれた国づくりに邁進していく」と強調した。
授賞式後のレセプションには産業界を中心に官界、学界などから約400人が出席。受賞者を祝福するとともに、今後の活躍に期待を寄せていた。
【スポーツ】
「五輪サッカー 女子は難敵ぞろいだが「なでしこ」は格上」
なでしこは、欧米の強豪であるカナダとスウェーデンに加え、謎に満ちた南アフリカと対戦することになった。難敵ぞろいではあるものの、決して悪い組み合わせではない。
スウェーデンとは昨年のW杯準決勝で対戦し、3-1で下している。スコア以上に際立ったのは内容の良さで、華麗なパスワークでまったく寄せ付けなかったのは記憶に新しい。精神的に優位に立って試合に臨めるのは大きい。
カナダもスウェーデン同様、フィジカルの強さを前面に押し出すスタイルだ。日本が苦手にするタイプではある。だが、アルガルベ杯やキリンチャレンジ杯で、米国やドイツといった同タイプのトップクラスと互角に渡り合ったことになでしこは自信を深めている。
佐々木監督が嫌な感じを抱いているのは、むしろ南アフリカかもしれない。抽選会を前に「あまり対戦したことがないチームだと、逆にやりづらいかもしれない」と漏らしていたように、世界ランクが低くても不気味ではある。
もっともシードされた時点で、同じくシード国である世界ランク1位の米国とW杯の1次リーグで敗れたイングランドを中心とする英国との対戦は回避できた。世界の女子サッカー界が敬意を示す美しいサッカーを貫けば、1次リーグ突破は見えてくる。
【テクノロジー】
「がん探知犬マリーン、婦人科ほぼ確実に嗅ぎ分け」
がん特有のにおいを嗅ぎ分ける訓練を受けた「がん探知犬」が、子宮がんなど婦人科がんをほぼ確実に判別できることを、日本医科大学千葉北総病院の宮下正夫教授(外科)らが確認した。
この犬は、大腸がん判別で既に成果を出しており、乳がんや胃がんについても実証実験が進行中。宮下教授は「自覚症状がない早期がんでも嗅ぎ分けられる。犬が感じているにおい物質を特定し、早期発見の技術につなげたい」と話している。
この探知犬は、千葉県南房総市内の専門施設で訓練を受けた雌のラブラドルレトリバー「マリーン」(10歳)。判別試験では、尿1ミリ・リットルの入った試験管を木箱に入れ、その前を研究者に連れられて歩く。がんのにおいを感じた時は箱の前で座り、それ以外は通り過ぎるように訓練されている。
子宮頸(けい)がんや卵巣がんなど5種類の婦人科がん患者43人の尿では、マリーンはすべてがんと判定。子宮筋腫など、がん以外の婦人科疾患29人の患者の尿では、1人分を誤ってがんと判定したが、それ以外は間違わずに嗅ぎ分けた。
それでは本日も一日よろしくお願いします。