『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。

【スポーツ】

日本ハム10勝 多田野963日ぶり勝利

「西武0‐13日本ハム」(16日、西武ド)
日本ハムが13安打13点で3連勝し、両リーグを通じて10勝に一番乗りした。今季初登板の先発・多田野は、6回を散発4安打無失点の好投。09年8月27日以来、963日ぶりの白星を挙げた。

打線も多田野を援護。初回、中田の先制適時打などで2点を先制すると、五回にも2点を加え、七回には稲葉の2点適時打など5安打を集中し、6点を奪った。八回は稲葉の3号2ラン、九回は中田の適時打で圧倒した。継投は乾、森内とつないで完封リレーになった。

お立ち台に上がった多田野は久しぶりの勝利に「先発のチャンスを与えてもらったので、何とかリリーフに渡そうと思っていた。(打線の援護は)接戦になると思っていたが、助かりました」と振り返り、新指揮官の栗山監督について「いつも声をかけてくれるし、勝ちたい気持ちでいっぱいでした」と話した。

西武は先発・西口が6回4安打4失点で降板した後、5投手をつぎ込んだが、失策も響いて日本ハムの猛攻を止められなかった。

【テクノロジー】

DeNAが「渋谷ヒカリエ」に移転 従業員に毎日無料ランチも

ディー・エヌ・エー(DeNA)は4月16日、本社を「渋谷ヒカリエ」(東京・渋谷)に移転した。従業員が増えたのに加え、新オフィスで福利厚生も充実させ、採用活動を積極化する。

渋谷ヒカリエはJR渋谷駅に直結した高層複合施設(本格開業は4月26日)。21階から26階まで合計6フロアに入居し、開放感をイメージした高さのあるスケルトン天井とオリジナルのLED照明を設置してオープンな空間にし、壁面ホワイトボードとハイテーブルを多数設置して、思い立ったらすぐに打ち合わせができるようにしているという。固定電話は大幅に削減し、内線電話と兼用のスマートフォンを1人1台支給し、社員同士で連絡が取りやすいようにした。

全130席のカフェテリア「Sakura Cafe」では、100インチのプロジェクターでゲームやプロ野球中継を楽しめる。カフェでは厨房から焼きたてのパンや淹れたてのコーヒーを提供。ランチタイムにはビュッフェ形式とランチボックス形式の2種類の食事を味わえる。5月末からは「社員の健康的な食生活を支援するため」、毎営業日、全従業員に無料で昼食を提供するフリーランチ制度を導入する予定だ。

勤務しているオフィスの近隣に居住する場合、毎月3万円の家賃補助をする制度を導入。長距離通勤による時間的拘束やストレスからの解放が狙いという。

従来の本社(初台)は「初台オフィス」として引き続き利用する。

【サイエンス】

天王星のオーロラ、ハッブルが初撮影

天王星の凍えるような大気を照らすオーロラの撮影に、ハッブル宇宙望遠鏡が初めて成功した。2011年11月、巨大氷惑星、天王星の昼側で短時間だけ発生したオーロラ嵐を2度にわたって観測したという。

フランス、ムードンにあるパリ天文台の天文学者で、研究を率いたローラン・ラミー(Laurent Lamy)氏は、「天王星でオーロラ活動の明確な兆候を最後に確認したのは、1986年に最接近したNASAの探査機ボイジャー2号だ」と話す。「今回は、初めて地球軌道上の望遠鏡でこの種の発光を撮影できた」。

思いがけない幸運

オーロラは地球、木星、土星の主に極地で観測される発光現象だ。これらの惑星には磁気圏があり、太陽嵐を遮断する盾の役割を果たしている。

オーロラは極地を取り巻くように発生する傾向がある。極地には磁力線が収束しており、太陽の荷電粒子が大気に注ぎ込まれる。粒子が大気分子に衝突すると、オーロラの光が放出される。

1998年と2005年にも天王星でオーロラの観測が試みられたが、失敗に終わっている。2011年9月、ラミー氏のチームは地球から約40億キロ離れた天王星に太陽嵐が直撃する可能性を知った。

チームはハッブルでの観測のタイミングを太陽嵐に合わせ、約6週間後、天王星の上層大気で燃え上がるオーロラを発見した。「かすかなきらめきを画像に収めた。運が味方してくれたに違いない」とラミー氏は振り返る。

天王星の風変わりな性質

観測されたオーロラは独特の外見をしており、天王星の風変わりな性質と関係があると考えられている。

太陽系に属するほかの7つの惑星と異なり、天王星の磁場の軸は自転軸から60度ずれている。さらに、自転軸自体も軌道面から98度傾いている。つまり、天王星は横倒しになって転がりながら公転しているように見える。

天王星のオーロラは非常に短命だ。太陽粒子が入ってくる方向と独特な磁場の方向の違いが関係しているとラミー氏は推測している。「これらのオーロラは磁場の軸を正確に特定するヒントになるはずだ。磁気圏のどの部分が活動しているかについても解明できる可能性がある」。

「磁気圏をはじめ、天王星は謎だらけの惑星だ。しかしついに、謎が少しずつ明かされようとしている」。

観測は“緊急を要する”

ハッブルで天王星のオーロラを撮影できると証明された現在、ラミー氏はもっと観測時間を増やしたいと考えている。「われわれは四半世紀近く、この現象を観測できなかった。しかし今、ハッブルが十分な性能を持っていると明らかになった」。

「残念ながら、ハッブルは寿命を迎えようとしている。その前に、可能な限りチャンスを見つけて遠く離れたオーロラを撮影しなければならない」。

この研究結果は、アメリカ地球物理学連合が発行する「Geophysical Research Letters」誌で4月14日に掲載された。

それでは本日も一日よろしくお願いします。 

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