おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「楽天・田中「やっと1勝」斎藤とのライバル対決制し今季初白星」
東北楽天は、北海道日本ハムに2対1で勝利した。先発の田中将大は8回1失点で今季初勝利。斎藤佑樹とのライバル対決を制した。
以下は田中のコメント
「(3試合目の登板で)やっと1勝かというのはありますけど、みなさんに心配をかけてしまって、早く勝ちたかったので、本当に勝てて良かったです。開幕を任されて、2試合投げたけどチームに勝ちをもたらすことができなかったので、今日は(3連戦の)カードの頭を絶対に取るという気持ちで投げました。
序盤は苦しかったですけど、周りに助けられました。嶋(基宏)さんが本当に考えて配球を組み立ててくれたので、それを信じて投げました。(8回は相手のクリーンアップを迎えたが)あそこを抑えれば(勝てる)という思いだったので、何とか踏ん張ろうというのはありました。
僕にとってこの(北海道という)土地は特別な場所。たくさん見に来て応援してくれるので、こういうピッチングを見せられて良かったです。(斎藤との対決は)楽しみにしてくれれば良いですけど、僕はしっかりと自分の仕事をして、投げたいと思います」
と語った。
【エンターテインメント】
「剛力彩芽、涙こらえ笑顔でスピーチ『批評家大賞』新人賞受賞」
女優の剛力彩芽が、映画評論家らが優れた人材や作品を表彰する『第21回 日本映画批評家大賞』の新人賞を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。
AKB48・前田敦子とともに新人賞を受賞した剛力は、ステージに登壇しトロフィーを受け取ると「一生に一度の賞ということで、ここを新たなスタートとして一人でも多くの方に笑顔や幸せ与えられたらと思います」と声を震わせながらも笑顔でスピーチ。授賞式後に行われた報道陣の取材では「泣いてたら伝わらないと思って、こらえました」と明かした。
劇中で趣味とするフルートの腕前を披露した映画『カルテット!』での演技が評価された剛力は「今回ここに立つまで新人賞をいただけるということに全然実感が沸いていなかったんです。このステージに立てて素敵な賞がいただけてすごく光栄に思います」と感激。「たくさんの人に支えられて、いただけた賞だと思っています。周りの人に感謝して日々成長していけたら」と意気込み、今後挑戦したい役に「社会人2年目なので、OLとか大人の領域に踏み込んでいきたい」と笑顔をはじけさせた。
同賞は、映画評論家の故水野晴郎さんの呼びかけで1991年に誕生。広く日本の映画文化向上を目指して開催され、今年で21回目を迎える。現役の映画評論家らによる審査員が過去1年を振り返り、独自の目線で功績や飛躍を遂げた出演者、スタッフ、作品を称える。
『第21回 日本映画批評家大賞』の主な受賞者
新人賞 剛力彩芽『カルテット!』、前田敦子『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』
助演男優賞 片岡愛之助『小川の辺』
助演女優賞 宮本信子『阪急電車』
主演男優賞 三浦友和『RAILWAYS』
主演女優賞 大竹しのぶ『一枚のハガキ』
監督賞 成島出『八日目の蝉』
作品賞 『大鹿村騒動記』
審査員特別演技賞 西田敏行『星守る犬』ほか
ゴールデングローリー賞 北大路欣也、蟹江敬三、白川和子、山本陽子
特別賞 『黒部の太陽』石原プロモーション
ダイヤモンド大賞 浅丘ルリ子
となりました。
【経済】
「明治のヨーグルト人気「インフルに効く」報道で広がる波紋」
インフルエンザが例年に増して猛威を振るう中、テレビなどで予防効果があると報じられた明治の機能性ヨーグルト「R-1」が大ヒットとなっている。
薬事法違反しないよう徹底する明治の社内通知
全国のスーパーやコンビニで品薄状態が続き、都内のイオンでは「お一人さま一個限り」と注意書きが張られている。ネットオークションでは、定価の倍以上の値段をつけ転売する出品者も現れた。
ブームの発端となったのは、有田共立病院(佐賀県有田町)の井上文夫院長が昨年8月に発表した研究結果だ。
有田町と井上院長は、2010年9月から11年3月まで半年間、明治から無償提供された「R-1」飲料タイプを、町内の小中学生約1900人に給食後1本、継続的に飲ませた。その結果、生徒のインフルエンザ発症率や欠席率が、周辺市町や県の統計の数値のわずか1割程度になったという。
この結果に飛びついたのがテレビ局だ。今年の1月23日、NHKの情報番組「あさイチ」が取り上げると、各局が「R-1はインフルエンザに効く」などと追随した。
NHKは「番組が特定企業の広告にならないよう、細心の注意を払っている」(広報局)とするが、こうした報道により人気に点火。生産が追いつかず、明治が1月下旬、ホームページ上に「品薄状態に関するお詫び」を掲載するほどの売れ行きとなった。
「しょせんはヨーグルト」だが、あまりの過熱ぶりに、風向きが変わり始めている。
「私はR-1の持つ可能性を示唆しただけ。しょせんはヨーグルト。皆さんには冷静になってほしい」。うんざりした様子でそう語るのは、前述の井上院長。連日テレビ番組に、「R-1」のインフルエンザに対する有効性を調査した専門家として引用されてきた張本人だ。
一部の報道では、インフルエンザ予防に効くと断定的な報じられ方がされたが、今回の研究結果が示したのはあくまで「可能性」にすぎない。民放キー局の役員は「テレビ離れが深刻な中、視聴者が食いつくネタがあれば、少しオーバーに報道することもある」と内情を語る。
さらに別の医療関係者は、実験の有効性そのものを疑問視する。「この試験は通常の臨床試験に必要な条件をクリアしていない。たとえば、被験者には実験の目的を隠さなくてはならないが、そうしなかった。被験者がヨーグルト以外にも生活上でインフルエンザ予防に注意を払えば、それが理由でよい結果が出てしまうこともある」(臨床学に詳しい牧瀬内科クリニックの牧瀬洋一院長)という。
科学的に立証されていない効能を商品上でうたえば、食品に関し医薬品のように効果を宣伝することを禁じた、薬事法に違反する。消費者庁などから商品の発売停止や回収を命じられる可能性もある。
消費者庁は「商品に直接、インフルエンザへの効能を書いてはいないため、メーカーを注意することはできないが、冷静な判断をしてほしい」と話す。
行き過ぎた販売を警戒
「当社特約店の製作媒体にて薬事法・著作権法等の法令に抵触した内容を指摘された場合、当該ブランドに悪影響を及ぼすばかりでなく、商品の存在自体に影響を及ぼす可能性もある」──。明治では2月初旬以降、自社の営業員に向け「当社特約店に対する薬事法等の法令遵守 指導徹底の件」と題する文書を配布。販売現場で、過熱するテレビ報道に乗っかった違法な売り方が行われないよう、警戒を強めている。同社のある社員は「特約店によっては、実は薬事法に引っ掛かるような宣材物がすでに見受けられたケースもある」と明かす。
それでは本日も一日よろしくお願いします。