おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「なでしこ 金メダル獲得へ着々と進む準備なでしこ」
(キリン・チャレンジカップ、日本女子4-1ブラジル女子、ホムスタ)佐々木監督が「個々、チームとして成長した。ロンドンに向けて弾みになった」と顔をほころばせる。米国とブラジルという世界最高峰の強豪を相手にキリンチャレンジカップを手にした結果はもちろん、内容でも互角以上に渡り合えたのだから当然だろう。
後半16分に奪った3点目の美しいゴールにスタンドがどよめいた。鮫島、川澄、菅沢の連動した動きで左サイドを崩してクロスを入れる。永里のシュートはGKの好セーブに阻まれたが、弾かれたボールを中盤から駆け上がってきた宮間が豪快にたたきこんだ。
五輪への準備も順調に進んだ。パワーとスピードを前面に押し出す米国はタイプの似た欧州勢対策を兼ね、優れた個人技を誇るブラジルについて佐々木監督は「アフリカっぽさもある」と分析。抜群のマッチメークで得難い経験を積み、宮間は「経験する、しないでは違いが大きい」と喜ぶ。
スケジュールも五輪本番を意識して組まれた。1日の米国戦から中3日でブラジルと戦い、その間に仙台市から神戸市への長距離移動も挟んだ。五輪の過密日程と移動を見据えた調整もうまくいき、永里は「いい準備ができている」と納得の表情だ。
佐々木監督は「次に集まったときには今回の経験を生かしながら、五輪への準備をしていきたい」と青写真を描く。6月には欧州遠征を予定し、アウェーの雰囲気も体感する。悲願の金メダル獲得へ、なでしこはしっかりと前へ進んでいる。
【科学】
「深海の資源など無人探査…新型3機を同時公開」
海洋研究開発機構は、神奈川県横須賀市の同機構横須賀本部で、新型の無人探査機3機を公開した。
いずれも、海上の支援船からケーブルでつながずに、深海の予定した経路を自力で動き回る「自律型」の探査機で、稼働中の「うらしま」に続き、同機構で2~4機目。3機の同時開発は、世界的にも例がないという。
「ゆめいるか」(全長5メートル、重さ2・7トン)は、希少金属などが蓄積する「熱水鉱床」を海底で探索する。深さ3000メートルまで潜り、海底地形を従来の10~100倍の精度で計測したり、熱水を感知したりする。開発費は約8億円で、2013年度から運用を始める。
「じんべい」(全長4メートル、重さ1・7トン)、「おとひめ」(全長2・5メートル、重さ0・85トン)の2機は、海中の二酸化炭素濃度などを計測する。開発費はそれぞれ約9億、約2億円。年内に試験的な観測を始める。
【地域】
「夜桜、せり出す春 名古屋・山崎川でライトアップ」
名古屋市の桜の名所として知られる、瑞穂区の山崎川の桜が見頃を迎えた。5日夜には「かなえ橋」付近約100メートルがライトアップされ、多くの見物人が川面にせり出すように咲き誇るソメイヨシノに見入っていた。
ライトアップは8日まで。名古屋市瑞穂土木事務所によると、今年は開花が遅れたが、満開間近。通常は期間の延長も検討するが、節電のため、見送るという。
それでは本日も一日よろしくお願いします。