おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「“新エースへ”佑ちゃん 期待に応えた!開幕1失点完投」
(パ・リーグ、日本ハム9-1西武、1回戦、日本ハム1勝、札幌ドーム)日本ハム・斎藤が開幕戦に登板。1失点完投で、新指揮官を迎えたチームの白星スタートに大きく貢献した。プロ2年目での開幕投手当確は賛否を呼んだが、若き右腕は13安打を放った味方打線の援護にも助けられ、プロ初の完投勝利。周囲の期待に見事に応えた。
大観衆の声援を背中に受け、小走りでマウンドに向かう。赤褐色の土に、右足から踏み込んだ。日本中が注目した“開幕投手・斎藤佑樹”の第1球。ヘルマンの内角高めへ138キロ直球。ストライクのコールにスタンドが沸いた。
「キャンプのときから(開幕投手の)チャンスはあるぞ、といわれていたので、気持ちと体の準備はしてきました。大役をいただき、改めてことし一年、覚悟を持ってやっていこうと思いました」
5年連続で開幕投手を務めたダルビッシュが米大リーグ、レンジャーズへ移籍。大黒柱が抜け、次代の日本ハムを背負う新エースとなるべく、栗山監督が期待を込めて大役へと指名した。18日には栗山監督から「斎藤で開幕 頼んだぞ! 共にチームのために」と直筆の手紙を手渡された。クールな斎藤も奮い立った。
昨季は6勝6敗、今年もオープン戦3試合ですべて失点。2年目の斎藤には時期尚早と不安視する声もある中、多くの重圧を受け止めながら、静かに“この日”を迎えた。午後1時20分にジーンズ姿でリラックスした表情で球場入りすると淡々と練習をこなした。
「選手は緊張していないと思うよ。緊張しているのは僕と佑樹くらいでしょ」。公式戦初采配となった栗山監督は試合前に冗談を口にしたが、斎藤の体内を支配していたのは緊張感ではなく、闘争心だった。
課題だった立ち上がり。一回先頭のヘルマンを3球三振で絶好のスタート。二死から中島、中村に連続四球を許すも、両選手の打席では今季最速(143キロ)どころか、プロ最速タイの145キロをマークした。続く嶋を二ゴロで無得点。二回一死の高山から原まで3者連続三振を奪い、四回先頭の中島に左前打を許すまで無安打投球を披露した。
斎藤のテンポよい投球に乗せられ、日本ハム打線も一回にスレッジの適時打などで3点を先制すると、四回から4イニング連続で加点した。斎藤はそのまま1失点完投勝利。着実に、そして力強く、新エースへの階段を上り始めた。
【経済】
「マックと新聞協会が共同キャンペーン 一部店舗で来店客に無料で朝刊」
日本マクドナルドホールディングスは30日、日本新聞協会と共同キャンペーンを実施すると発表した。4月6日から12日までの「春の新聞週間」にあわせ、特定店舗で来店客に新聞を無料配布する。
実施するのは各都道府県1店舗ずつ計47店舗。朝食時間帯(午前7-10時)の来店客先着100人に当日の朝刊1部を無料提供する。
渡す新聞は各店舗で異なり、全国紙や地方紙など複数の日刊新聞が組み合わされる。東京都の場合、産経、朝日、読売、毎日、日本経済、東京の6紙。
同協会が2010年に加盟社社員を対象に実施した新聞業界の将来に向けた提言コンクールの最優秀賞受賞作品をもとに企画、マクドナルドが快諾したことで実現した。
全国にチェーン展開するマクドナルドで実施することで、新年度を迎えた若者やビジネスマンが活字に接する機会を増やす。
【サイエンス】
「欧州チーム 生命生存に適した惑星、銀河系に数百億存在か」
欧州の天文学者らでつくるチームは、生命が存在するのに適した温度などを持つ惑星の数が、銀河系だけで数百億個に上る可能性があるとの研究結果を発表した。
グルノーブル惑星・天体物理学研究所(IPAG)の研究チームによると、銀河系にある恒星の8割を占める赤色矮星の最大40%が、地球の10倍程度までの質量で岩石などからできた「スーパー・アース」と呼ばれる惑星を持ち、それらが液体状の水が存在できる軌道上を公転している。
赤色矮星は銀河系に1600億個前後あることから、生命が存在できる温かさと水を持つ惑星も膨大な数に上るという。
同チームは南米チリにある望遠鏡を使って、南天の赤色矮星102個を調査。その結果、固体成分でできた惑星が木星や土星のようなガス惑星よりもはるかに多いことが分かったという。
それでは本日も一日よろしくお願いします。