おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【IT】
「新「iPad」をiFixitが解剖 ディスプレイはSamsung製でメモリは1Gバイト」
米Appleの一連のモバイル製品の分解マニュアルを掲載しているWebサイトiFixitが3月15日(現地時間)、オーストラリアで入手した米Appleのタブレット、新「iPad」の分解写真を公開した。少なくともiFixitが入手した個体のディスプレイは韓国Samsung Electronics製だったようだ。
9.7インチの「Retina Display」の背面に記された型番から、iFixitはこのディスプレイはSamsung製と判断した。 Appleが公式には発表していないメモリ容量は、うわさ通り1Gバイトだった。ロジックボードにはエルピーダメモリの4Gb LPDDR2が2個あり、合計で1Gバイトになる。
Wi-FiチップはBroadcom製、通信チップはLTEをサポートする米QUALCOMMのマルチRFチップで、モデムもQUALCOMM製だ。16GバイトのNANDフラッシュメモリとMCPメモリは東芝製。
iFixitは、2003年に創業した、Apple製品を中心とするハードウェアの修理を請け負う企業。歴代のiPod、iPhoneの修理のための分解マニュアルを公開している。同社は新iPadの「修理しやすさ度」を、iPad 2と同じ10段階で2と評価した。
【サイエンス】
「エンケラドスから吹き出す水蒸気流」
NASAの土星探査機カッシーニが2月20日に撮影した土星の衛星エンケラドスの逆光画像。南極付近から大規模な水蒸気流(プルーム)が発生している。
エンケラドスは南極付近を走る複数の巨大な亀裂からプルームが噴き出すことで知られており、縦に蛇行する深い溝は“タイガーストライプ”と呼ばれている(右下枠内、2009年11月カッシーニ撮影)。亀裂は深さ約500メートル、幅約1.7キロメートルで、両側がそれぞれ100メートルほど隆起している。 タイガーストライプからは大量の熱が放出されており、エンケラドスの内部に蓄えられた水を溶かして、ここから外に排出していると考えられている。
エンケラドスの内部には、熱、水蒸気、有機分子といった生命誕生に必要な材料が含まれていることも明らかになっており、プルームには水蒸気のほかに氷の粒子や有機物が含まれている。
【話題】
「さようならロマンスカー 箱根湯本駅で記念式」
16日で引退した小田急電鉄の特急ロマンスカーHiSE(10000形)の「最終運転記念セレモニー」が同日夕、箱根湯本駅であった。
87年にデビューし、先頭車両の展望席や、床の高い客席からの眺望の良さで人気を集め、鉄道友の会が選定する「ブルーリボン賞」を受賞したこともある。
最終運転の出発式では、箱根登山鉄道の大嶋秀明・箱根湯本管区長が「ありがとう。お疲れさまでした」とねぎらった後、箱根湯本芸能組合の「きらり妓さん」が運転士と車掌に花束を贈呈した。
箱根町の山口昇士町長らが「想い出をありがとう」と書かれた横断幕を手に、新宿に向かう最終列車に手を振って見送り、ロマンスカーをバックに記念撮影するマニアたちが別れを惜しんだ。
それでは本日も一日よろしくお願いします。