おはようございます。内勤事務担当の石野です。
本日のニュースです。
【社会】
「初代「のぞみ」の300系、20年のラストラン」
東海道・山陽新幹線の初代「のぞみ」として活躍した「300系」が16日、最終運転を行い、20年の歴史に幕を下ろした。
東京駅や沿線では、最後の雄姿をカメラに収めようとファンが詰めかけ、別れを惜しんだ。
午前10時47分、東京駅からのラストランとなる新大阪行き「のぞみ329号」が出発、鉄道ファンらが拍手で見送った。愛知県小牧市の会社員竹中英雄さん(57)は、鉄道仲間である孫の凛紅君(6)と新大阪まで乗車。「300系は最もよく乗った新幹線なので引退はさみしい。きょうはラストランの雰囲気を存分に味わいたい」と話していた。
300系は、1992年3月にデビュー。時速270キロ・メートルの最高速度を初めて実現し、東京―新大阪間を2時間半で結んだ。車両の軽量化に取り組んだ日本車両の伊藤順一・鉄道本部技師長(58)は「技術は最新車両に引き継がれており、車両はなくなっても300系の技術は生き続けていると思う」と話していた。
【環境】
「佐渡の放鳥トキ、巣作り開始…今季10組超期待」
環境省は12日、新潟県佐渡市で放鳥された国の特別天然記念物トキのペア(雄雌3歳)が今季初めて島内で営巣を始めたと発表した。
同省佐渡自然保護官事務所によると、2羽はいずれも昨年9月の5回目の放鳥で自然界に放たれた。2月25日以降、特定の林を中心に2羽で行動するようになり、3月3日には枝を運ぶ様子が確認された。11日から12日朝にかけて急速に巣の形が出来上がった。巣は平地の雑木林で、高さ十数メートルの木の上にあるという。
昨年抱卵行動を行った7組は今季もペアを形成する動きを見せており、新たに4組でペア形成の可能性があるという。同省は「今季は10組を超えるペアができそうだ」と期待している。
【スポーツ】
「シーズン開幕 豪州GPフリー走行1回目、小林が一時トップ」
F1世界選手権シリーズは16日午後0時30分(日本時間同日午前10時30分)、豪州GPのフリー走行がメルボルンのアルバート・パーク・サーキット(1周5.303キロ)で始まり、史上最多全20戦のシーズンが開幕した。
前夜に降った強い雨のため、1回目のフリー走行は路面が濡れた状態で始まり、各車は当初、インターミディエート(軽い雨用)タイヤで走行した。開始から40分後、小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)がその時点でのベストタイム1分36秒906をマークした。
走行によって路面が徐々に乾き、各車は晴れ用タイヤに交換してコースへ。1時間4分経過した時点でミヒャエル・シューマッハー(ドイツ=メルセデス)が1分29秒656でトップに立った。
残り5分となってジェンソン・バトン(英国=マクラーレン・メルセデス)が1分27秒560の最速タイム。そのままバトンがトップでセッションを終了した。2番手は同僚のルイス・ハミルトン(英国)で、シューマッハーが3番手。
フェルナンド・アロンソ(スペイン=フェラーリ)が4番手、地元のマーク・ウェバー(豪州=レッドブル・ルノー)が5番手。2年ぶりにF1に復帰した2007年王者のキミ・ライコネン(フィンランド=ロータス・ルノー)は9番手、小林が10番手。昨季覇者のセバスチャン・フェテル(ドイツ=レッドブル・ルノー)は11番手で終えた。
それでは本日も一日よろしくお願いします。