おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「高瀬ヘッドで米国撃破!なでしこ決勝進出」
アルガルベ杯1次リーグB組最終戦(米国0-1日本、ポルトガル・ファロ)2勝0敗の日本(世界ランキング3位)は、初の決勝進出をかけて2勝0敗の米国(世界ランキング1位)と対戦。日本は後半38分、宮間のCKを途中出場の高瀬がヘディングシュートで叩き込み、米国を破り決勝進出を決めた。日本は初優勝をかけ、7日の決勝でドイツと対戦する。
日本は大黒柱の沢が体調不良のため欠場。代役には田中明日菜が入ったが、このピンチをはね返した。
日本は前半6分、セットプレーから失点したかに思われたが、オフサイドで難を逃れた。前半26分にはモーガンのシュートがポストに当たるなど、ヒヤリとする場面が続き、やや押され気味で前半を乗り切った。
後半20分、日本は大野に代わって川澄、岩清水に代わって宇津木、安藤に代わって高瀬と、一気に3人をメンバーチェンジ。
その高瀬が大仕事をやってのけた。
米国とは昨年のW杯ドイツ大会決勝でPKの末勝利して以来、8カ月ぶりの再戦。PK勝利は公式記録では引き分けとなるため、日本の米国戦対戦成績は25戦4分け21敗だったが、文句なしの勝利を挙げた。
A組はドイツがスウェーデンを4-0で破り決勝進出。ドイツW杯では準々決勝で対戦し、日本が1-0で勝利を収めており、再戦となる。
【サイエンス】
「<がん>五つの生活習慣の実践でリスク4割低下」
禁煙や塩分控えめの食事など五つの生活習慣を実践すると、がんのリスクが4割程度減少するという研究結果を国立がん研究センター(東京都中央区)がまとめ、5日発表した。五つの習慣のうち一つでも多く実践するほどリスクは減少していくという。オランダの医学誌に掲載された。
90年代後半に45~74歳だった7万8548人(男性3万6964人、女性4万1584人)を06年まで追跡し、がんのリスクを下げると言われている五つの生活習慣とがんの発生率との関係を調べた。
その結果、禁煙▽節酒(1日日本酒1合以下を週6日以内)▽塩分控えめの食事(タラコ4分の1腹を月1回程度)▽活発な活動(1日に男性でスポーツ1時間以上、女性で立ったり歩いたり3時間以上)▽適正な体重(体格指数=BMI=が男性で21~27、女性で19~25)の五つの生活習慣のうち、二つを実践しているグループは、ゼロまたは一つだけ実践しているグループに比べ、がんのリスクが男女とも14%低下した。さらに実践している生活習慣の数が多いほど、男女ともリスクが直線的に低下し、五つすべてを実践すると、男性で43%、女性で37%低下することが分かった。
調査結果を分析した同センターの笹月静予防研究部室長は「今より一つでも生活習慣を変えられれば、がんのリスクは確実に低下する。生活を見直すきっかけにしてほしい」と話している。
【サイエンス】
「ビタミンE過剰摂取で骨減少=ネズミで確認、人の調査必要―慶大など」
マウスやラットにビタミンEを過剰に摂取させる実験を行ったところ、骨が減ってもろくなる骨粗しょう症になったと、慶応大や東京医科歯科大、大阪医科大などの研究チームが4日付の米医学誌ネイチャー・メディシン電子版に発表した。
ビタミンEは植物油やマーガリン、アーモンドなどに多く含まれるが、通常の食生活で過剰摂取になることはない。しかし、細胞レベルの抗酸化作用が知られ、美容や老化防止に役立つとしてサプリメントの人気が高い。サプリメントを多くのんでいる人の集団で、骨量に影響がないか調べる必要があるという。
厚生労働省の食事摂取基準では、ビタミンEの大人の目安は1日7ミリグラム程度で、上限は同800ミリグラム。米国では上限が同1000ミリグラム。
慶応大医学部の竹田秀特任准教授らは、大人の摂取上限量をマウスやラットの体重に合わせて換算し、毎日餌に混ぜて2カ月間与えた。骨は破壊と形成を繰り返して維持されるが、2カ月後には骨を壊す破骨細胞が大きくなって骨量が減り、骨粗しょう症になった。
それでは本日も一日よろしくお願いします。