おはようございます。発注業務担当の玉田です。
本日のニュースです。
【動物】
「小さな島で小さく進化 最小級カメレオン」
成長しても全長3センチ未満の新種のカメレオンが、アフリカ南東沖のマダガスカル島北部の小島で見つかった。世界で最小級の爬虫(はちゅう)類という。独、米の研究チームが米科学誌プロスワンに発表した。
研究チームによると、このカメレオンは体長約15ミリ、全長でも30ミリ未満。このほか、3種(31~45ミリ)の新種も見つかったという。生物が食べ物などが限られた島にすむと、大陸にいる近い種類に比べ、体が顕著に小さくなる場合がある。チームはこのカメレオンの仲間が本島で小型化した上、小島に移りすんだことで効果が「倍になった」と推測している。
マダガスカルは多数のカメレオンが生息することで知られ、世界最大のカメレオン(全長約70センチ)や、寿命がわずか数カ月のカメレオンもいるという。
「アホウドリのヒナ、火山島から無事引っ越し」
国の特別天然記念物アホウドリのヒナを、火山噴火の恐れのある伊豆諸島・鳥島(東京都)から小笠原諸島・聟島(むこじま)へ移す最後の引っ越しが11日、ヘリコプターを使って行われた。
この日は15羽のヒナが運ばれ、これで計70羽が聟島に引っ越した。ヒナは、山階鳥類研究所職員が人工飼育し、5月頃に巣立つという。
【サイエンス】
「体内にチップ、自動で投薬」
自動的に薬を放出するマイクロチップを体内に埋め込み、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)患者に安全な治療をすることに米ハーバード大などの研究チームが成功した。16日付の米医学誌サイエンス・トランスレーショナル・メディシン電子版で発表した。注射が不要になり、患者の生活の質を重視したがん治療などへの応用も期待される。
このチップ(13ミリ×5ミリ)は、一種の小型コンピューター。外部からの無線通信か内部のプログラムの指示でチップの穴から薬を体内に放出する機能を持つ。今回は骨粗鬆症の治療に応用し、骨を作る働きを活発にする注射薬テリパラチド20日分を1日分ずつ放出できるように工夫。複数のチップがUSBメモリーほどの大きさの容器に入れてある。
65~70歳の女性患者7人の腰回りに埋め込み、様子をみたところ、薬は想定通り放出され、副作用もみられなかった。注射と同様に骨を作る働きを活発にする働きがみられたという。
【自動車】
「ポルシェの新型SUV、その名は“MACAN”」
ポルシェが、現在開発中の新型SUVの名を“MACAN”とすることを正式に発表した。
ポルシェが開発中のカイエンよりも小型な新型SUVは、これまで“CAJUN”になるなどと噂されていたが、このたび独ポルシェがイラストとともに、車名を公開した。
その名は、“M-A-C-A-N”。“マカン”や“メイキャン”、“マークゥン”など何通りかの読みが考えられるが、日本語での呼び名は、ポルシェ・ジャパンによる発表を待つ必要がありそうだ。ちなみにこの車名は、インドネシア語による“タイガー(虎)”に由来しており、新型SUVの持つしなやかさ、パワー、人々の魅了、ダイナミズムが表現されている。
新型SUV“MACAN”は、ドイツ・ライプツィヒ工場にて、2013年に生産が開始される予定となっている。
【スポーツ】
「20年夏季五輪、東京など5都市が申請ファイル提出」
2020年夏季五輪の招致レースで、開催計画の概要を記した申請ファイルの提出期限だった15日までに、東京など5都市がスイス・ローザンヌの国際オリンピック委員会(IOC)本部にファイルを出した。イタリア政府の財政保証を取り付けられなかったローマは立候補を断念することをIOCに正式に伝えた。これで20年五輪の候補都市は、東京、バクー(アゼルバイジャン)、ドーハ(カタール)、イスタンブール(トルコ)、マドリード(スペイン)に絞られた。
5都市は4月にモスクワで開かれる国際会議で、プレゼンテーションの機会を与えられる。IOCは5月の理事会(カナダ)で申請ファイルやプレゼンの中身を踏まえて1次選考を行い、基準に達していないと判断した都市をふるい落とす。最終的には、来年9月のIOC総会(ブエノスアイレス)で開催都市が決まる。