おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「芸能界もしずちゃん祝福!山ちゃん「確信していた」」
「南海キャンディーズ」しずちゃんこと山崎静代(33)のボクシング全日本選手権優勝に、芸能界も沸いた。相方の山里亮太(34)は「舞台上で殴られた時から、いけると確信していた」と大喜び。映画「ウタヒメ」で共演した黒木瞳(51)や私生活での“女子会仲間”からも祝福の声が相次いだ。
仕事先でマネジャーから相方の勝利を知らされた山里。漫才の最中に勢い余ってメガネを叩き壊されたこともあり「あのパンチならいけると確信していた」と、ボケ交じりに祝福した。
しずちゃんがボクシングに本格挑戦を始めて以来、直接の励ましをすることなく見守ってきたが、試合前夜に初めて「がんばって」とメールを送った。「ありがとう」と返ってきたという。
この日もしずちゃんの携帯電話には、膨大な受信メールに紛れて山里からのメールがある。「おめでとう」の短い言葉に親指を立てた絵文字を添えた地味な文面ながら、気持ちはしずちゃんに伝わったはずだ。
ロンドン五輪でのセコンドにも名乗りを上げており「さらに上を目指して頑張ってほしい」とエールを送りながらも「あ、ところで、ぼくのこと覚えてる?」と最後の最後に忘れられているか心配になった様子だ。
一方、黒木は吉報を受け「さすがしずちゃん!おめでとう!」と祝福。「ウタヒメ」でドラマー役のしずちゃんが撮影中に「ドラムのリズムはボクシングと似てて役に立ちました」と話していたのを覚えているという。
都内で行われた映画の舞台あいさつでは「必ず勝ちます!」というしずちゃんのメッセージが紹介されており「宣言通り本当に勝って有言実行!勇気をもらいました」とわが事のように喜んだ。
また、食事をともにするなど仲のいい小倉優子(28)は「オリンピックも出場できることを祈ってます。これからも応援してるので頑張って」とエール。若槻千夏(27)は「絶対に五輪代表になってください」とさらなる活躍を期待していた。
【エンターテインメント】
「高額賞金の「ロト7」計画=売り上げ回復へ発売検討―宝くじ協議会」
都道府県と政令市でつくる「全国自治宝くじ事務協議会」が、数字選択式宝くじの新商品として、「ロト6」より高額の賞金が当たる「ロト7」の発売を計画していることが分かった。
低迷する宝くじの売り上げ回復が狙い。1等賞金の額については今後、最高3億円(繰り越し賞金発生時は同6億円)とする案などを検討する。
1から43までの中から異なる六つの数字を選んで購入する「ロト6」は、2000年10月に発売開始。1人だけ全て的中すれば2億円の1等賞金がもらえる。週2回の発行で、前回抽せん時に当せん者が出なかった場合は賞金を繰り越し、最高4億円が当たる仕組みを採っている。
【経済】
「日本の家電各社が掃除ロボット「ルンバ」を作れない理由…国内製造業の弱点」
米アイロボット社の「ルンバ」に代表される円盤型の掃除ロボットが人気を集めている。家電量販店に特設コーナーが登場するほどのヒット商品にもかかわらず、日本の家電各社は発売に二の足を踏む。なぜ、パナソニックやシャープなどは掃除ロボットを発売しないのか。そこにはニッポンの製造業が抱える、ひとつの弱点が見え隠れする。
部屋のゴミをセンサーで感知しながら自動で掃除する掃除ロボット。2002年に米アイロボットの「ルンバ」が発売され、共働き家庭の増加などを背景に数年来、好調な売れ行きを示している。
現在は東芝は外部に製造委託して商品化しているほか、韓国など海外数社が販売している。日本では未発売だが、韓国サムスン電子、LG電子も参入する家電業界における有望市場だ。
掃除ロボット市場は右肩上がりで伸び、昨年11月のルンバの販売台数は前年同期比2倍以上。単価も通常の掃除機が1万円弱からに対し、ルンバの最上位機種は7万円超と高価格で販売されており、メーカー側にとっても収益性の高い魅力的な商品なはずだ。
それなのに、技術力で世界の家電業界をリードしてきた日本メーカーが、どうしてルンバ発売から10年以上が経過しても同様の製品を製造しないのか。
「技術はある」。パナソニックの担当者はこう強い口調で話しながらも、商品化しない理由について「100%の安全性を確保できない」と説明する。
例えば、掃除ロボットが仏壇にぶつかり、ろうそくが倒れ、火事になる▽階段から落下し、下にいる人にあたる▽よちよち歩きの赤ちゃんの歩行を邪魔し転倒させる-などだという。
家庭で使う家電製品の第一条件は「安全性」だ。一方、日本の製造業は「リスクを極端に嫌う」傾向が強いため、開発の技術力がありながら、獲得できる市場をみすみす逃しているケースも指摘されている。
例えば、医療機器は製品の欠陥が人の生命に直結することが多い。事故を起こせば、メーカーに大きな打撃となり、会社の存続を揺るがす事態に発展することもある。
医療機器に使うという理由で、リスクに対する懸念から部材メーカーが材料供給を躊躇(ちゅうちょ)する「部材供給拒否問題」も起きており、経済産業省などが実態調査や対策に乗り出すといった動きもある。
また、日本では「製造者だけでなく、製造・販売を許認可した国にも責任がある」として裁判で、国が被告となるケースが日本では少なくない。医療機器をめぐっては日本は欧米などと比べると規制が厳しく、複雑なのが現状で、日本の医療機器産業発展の妨げの一因ともみられている。
パナソニックの担当者は「日本企業は完璧(かんぺき)を求めがちだが、その過程の一部にも実はビジネスになるものがたくさんある」と指摘した上で「海外企業をみていると、ときとしてアグレッシブにやることも必要だと感じる」と本音を明かす。
ロボット技術は、人間がやらなくても自動的に人間の代わりをしてくれものであるため、人の目がない場所で使われるケースを想定すると、より高い安全性が求められる。事故が起これば、製造者にすべての責任が問われかれない。
介護医療現場を中心に今後は多岐にわたる分野に広がっていくとみられるロボット技術。この先端技術が世の中に還元され、消費者の利益につながる機会が失われることがないよう願いたい。
それでは本日も一日よろしくお願いします。