『本日のニュース』

おはようございます。内勤事務の田﨑です。
本日のニュースです。


【科学】

<骨折>自分の骨で固定し治療 手術中ねじに加工 島根大

島根大医学部(島根県出雲市)が、患者自身の骨を加工した「骨ねじ」を使って骨折部分を固定する新たな治療に取り組んでいます。

国内初の臨床応用として10年間で患者12人に手術し、8割を超す10人は術後の経過が良好ということです。研究グループは「骨ねじは異物反応がなく、金属ボルトのように再度の除去手術も必要なく、患者の負担も減らせる」としています。

研究グループの内尾祐司教授らが15日に成果を発表しました。内尾教授らによると、骨折の固定手術を行う際、すねなどからピーナツ程度の大きさの骨片を採取。手術室に置いた加工機を使ってその場でねじに加工し、骨折を固定する。術後数カ月で周りの骨と同化し、採取した部分の骨も自然に修復されるということです。治療法は人気テレビドラマ「ドクターX」でも紹介されました。島根大は現在、地元企業などと新型の加工機を共同開発しており、今年9月に試作機が完成。従来約1時間かかっていた加工時間の短縮、ねじ以外の形状への加工などを目指しています。


【アート】

バチカン博物館でラファエロの絵画2点を発見

バチカン市国にあるバチカン博物館でこのほど、部屋の清掃・修復作業中にルネサンス期の巨匠ラファエロの手になる2点の絵画が見つかりました。バチカンでの500年に及ぶ謎を解き明かす発見となっています。

専門家はこれらの絵画について、ラファエロが1520年に37歳前後で早世する前に残した最後の作品とみています。

ラファエロがローマ法王ユリウス2世から一連の私室に装飾画を描くよう依頼を受けたのは1508年。今日「ラファエロの間」として知られる3部屋の装飾を完成させた後、4部屋目の「コンスタンティヌスの間」に向けた計画を練り始めました。従来のフレスコ技術ではなく、油彩で部屋に描くという計画でした。1550年に出版されたジョルジョ・ヴァザーリの「芸術家列伝」によれば、ラファエロは油彩の新たな実験として2人の人物を描く作業を開始したとされています。今回発見につながる鍵となったのはこの手がかりでした。バチカン博物館の館長によれば、ラファエロの作品や部屋全体の修復には早くとも2022年までかかる見通しとのことです。


【話題】

<広島県>牡蠣の字だけ  練習 漢字ドリルを小学校に配布へ

カキの生産量日本一を誇る広島県。特産品への愛着を持ってもらおうと、県が「牡蠣(かき)」の字だけを練習する漢字ドリル「牡蠣とり帳」を作りました。

非売品で県内の小学校などに配ります。県民約500人を対象にした県の調査で「牡蠣」を正しく書けた人は3人。ドリルでは書き順だけでなく、養殖が室町時代に始まったことなど豆知識も増やせる100近い例文を用意しました。産地の同県呉市の小学校ではドリルを冬休みの宿題とし、年明けに開く「牡蠣初め式」で成果を披露します。

本日のニュースは以上です。


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