こんにちは。コールセンター片倉です。本日のニュースをお届けいたします。
【 健康 】
「 カップ麺も健康志向=味改良で満足感―食品各社 」
健康志向が高まる中、食品メーカーが塩分や糖質を抑えたカップ麺の販売に力を入れています。低カロリーのカップ麺は薄味で物足りないというイメージがありましたが、各社が味付けなどを工夫して食べ応えのある商品を開発しており、おなか回りや血糖値が気になる人にアピールしています。
エースコックは、だしを利かせることで塩分を減らしたカップ麺「だしの旨みで減塩」シリーズを販売しています。新たにアミノ酸の一種で血圧を下げる効果があるとされるGABA(ギャバ)を配合した商品を開発し、3月に発売しました。うどん、そば、ラーメンの3種類があり、カップ麺として初めての機能性表示食品となっています。開発担当者は「塩分を抑えるだけでなく、別の付加価値も付けたかった」と話しています。
明星食品も「低糖質麺 はじめ屋」シリーズを3月に改良しました。「糖質を抑えた食事は塩味のメニューが多くなり、塩分を取り過ぎてしまう」といった消費者の声などを聞き、塩分を減らしています。
日清食品は、濃厚な味に仕上げた「カップヌードル ナイス」を開発し、4月発売しました。麺にレタス4個分の食物繊維を加え、カロリーや糖質などを大幅に抑えたとのことです。
これまでの低カロリー商品は女性の支持を集めましたが、通常の商品に比べ男性の人気がいまひとつでした。新商品で男性の消費者を取り込む考えです。広報担当者は「出だしとしては非常に好調」と手応えを感じています。
日清食品によると、即席麺市場で低カロリーなどをうたった商品は1%以下にとどまっています。1人暮らしの若者や高齢者は加工食品に頼りがちなだけに、今後拡大しそうです。
【 自然 】
「 皇居のホタル、復活作戦…幼虫3千匹を放流 」
環境省が今春、人工繁殖させたヘイケボタルの幼虫約3000匹を、皇居に隣接する北の丸公園(東京都千代田区)の池に放流した。繁殖開始から3年がかりの取り組みで、順調にいけば今月中には成虫となり、発光が確認されるとのことです。同省は「ホタルの光で皇居一帯の生態系をより豊かにしたい」としています。
同省によると、皇居周辺では昔からホタルが確認されており、明治時代には、発光を観賞する「蛍狩り」を楽しむ人々でお濠(ほり)がにぎわったとする文献が残っているとのことです。2005年からは、繁殖期の5月上旬から6月下旬頃に、ヘイケボタルの光を頼りに同省が個体数を目視で確認する作業を行ってきていました。
その結果、生息域は北の丸公園に隣接する牛ヶ淵と、皇居外苑に接する桔梗(ききょう)門付近のお濠(桔梗濠、蛤(はまぐり)濠)と限定されたエリアであることを確認。さらに、07年に753匹確認された牛ヶ淵では、13年以降は10匹以下の状態が続き、15年に52匹だった桔梗門付近も昨年は30匹にまで減少したこともわかりました。減少の理由は不明で、同省皇居外苑管理事務所の広瀬勇二次長は「今後、急激な環境変化が起これば、生息する個体群が一気に絶滅する可能性もある」と危惧していました。
【 地域 】
「 4歳男児が暗算検定1級合格 『頭の中でそろばんパチパチ』 」
兵庫県尼崎市に住む幼稚園児福島一ちゃんが3月、日本珠算連盟主催の暗算能力検定1級に4歳5カ月で合格しました。
3桁数字の足し算・引き算や、難解な掛け算・割り算を瞬く間に解いてしまいます。「頭の中でそろばんパチパチすんねん」と一ちゃん。同連盟の担当者は「最年少合格の統計は取っていないが、4歳で1級を取るのは全国でも珍しい。考えられない」とスーパーキッズに驚いています。
ニュースは以上です。本日もよろしくお願い致します。