おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【スポーツ】
「スポンサー名乗り殺到で争奪戦必至 錦織 注目度急上昇」
テニスの全豪オープン男子シングルスで日本選手として80年ぶりにベスト8入りした錦織圭(22=フリー)が、都内で帰国後初めて記者会見し、今後の目標に「4大大会優勝」を力強く掲げた。10日から、兵庫県三木市のブルボンビーンズドームで行われる男子国別対抗戦デ杯ワールドグループ1回戦のクロアチア戦に出場する。
錦織は頬を赤らめ、頭をかいて照れ笑いを浮かべながらも、はっきり口にした。今後の目標を聞かれた時だ。「来年か2年後かに、もっといい結果を出せればいい。グランドスラムで優勝したいですね」。日本選手では誰も果たしたことのない大きな夢を現実的な目標として明言した。
全豪オープン8強は日本人男子として80年ぶり。4大大会での8強は95年ウィンブルドンの松岡修造以来17年ぶりだったが「(日本人で何年ぶりというのは)うれしいし、誇りに思うけれど、世界基準で戦いたい」と快挙の余韻に浸るつもりはない。大会後の世界ランキングは26位から20位に浮上。「こんなに早く(トップ20入りを)達成できるとは思っていなかった。トップ10に早く入りたい」とランキングの目標を上方修正した。
注目度も急上昇している。街中では頻繁に声を掛けられ、サインを求められる。「帽子、サングラス、マスク(姿)でも振り向かれる。自分で言うのも何ですが、正直凄いです。ビックリしてます」と戸惑いを隠せない。スポンサーに名乗りを上げる企業も続出。マネジメント事務所の関係者は「問い合わせはいただいております」と語った。現在所属先はフリーとなっており、今後は争奪戦も必至の状況だ。
この日から練習を再開した。デ杯ワールドグループ1回戦に勝って、日本がベスト8入りすれば、史上初となる。デ杯は1日目シングルス2戦、2日目ダブルス1戦、3日目シングルス2戦で争われ、3勝以上したチームが勝ち。「(日本の)No・1として、シングルスで2勝を挙げたい」。史上初の快挙へ向けて、自らにノルマを課した。
【経済】
「備蓄用缶人気で「ビスコ」売り上げ過去最高に」
江崎グリコは31日、クリームサンドビスケット「ビスコ」の2011年度の売り上げが、前年度より約4割多い45億円になりそうだと発表した。
08年度の38億円を上回り、1933年の発売以来、過去約80年間で最高となる。
東日本大震災で工場などが被災し、同社が生産を絞り込んで定番商品の販売に注力したことや、防災意識の高まりで備蓄用の「保存缶」が人気を呼んだためだ。
07年に発売した保存缶は、5年間保存できるのが特徴で、例年は防災の日(9月1日)前後に需要が集中する。ところが、11年度は震災の発生以降、企業の備蓄用としての注文が殺到。生産が追いつかない状態が続き、出荷額は前年度の7倍に達した。
ビスコは発売翌年の34年9月、室戸台風が関西を直撃した際、被災地で格安販売され、のちのヒットにつながった。
【サイエンス】
「喫煙率初の20%割れ、男女とも最低-「健康日本21」の目標は12.2%目安」
厚生労働省が31日に発表した2010年国民健康・栄養調査によると、たばこの喫煙率は全体で19.5%(前年23.4%)となり、初めて20%を割り込んだ。男性は32.2%(同38.2%)、女性は8.4%(同10.9%)と、それぞれ低下し、1986年の調査開始以来、最低。厚労省はこの結果を13年度から始まる次の国民健康づくり運動プラン(健康日本21)に反映させる方針で、喫煙率目標は、喫煙者の禁煙意志の割合などを加味して算出した12.2%を目安に設定する。
現在、習慣的に喫煙していて、たばこをやめたいと思う人の割合は、全体で37.6%(前年34.2%)に上昇した。男性は前年比4.2ポイント増加の35.9%となった半面、女性は43.6%(前年41.6%)と微増だった。
受動喫煙の状況は、影響を「ほぼ毎日受けた」と回答した比率が、家庭、職場などすべての場所で減少した。家庭での男性の受動喫煙率は、03年(20.5%)から半分程度の、12.3%にまで低下した。
厚生科学審議会の地域保健健康増進栄養部会はすでに、たばこに関する数値目標を健康日本21に明記することを決めている。健康日本21に盛り込む目標は、13年度から10年をかけて達成を目指す。家庭での受動喫煙率は3%が目標になる。2月1日開催される「がん対策推進協議会」で正式に決まる見通し。
それでは本日も一日よろしくお願いします。