トイレの豆知識 その17

コールセンター片倉です。今回のテーマは「早急に変えるべき!くみ取り式を洋式にリフォームしたほうが良い理由」です。下水が当たり前となった今、くみ取り式のトイレを見かけることは少なくなりました。しかし、まだ現役で活躍している地域もあります。昔はくみ取り式だったという方も多いかと思います。

それでは今回もよろしくお願い致します。


【 くみ取り式トイレのデメリット 】

くみ取り式トイレのデメリットの一つ目として、汚物を下水へ流す仕組ではないので、処理されるまでそのまま汚物が残りトイレ中に臭いが充満してしまうことが挙げられます。また、くみ取り式トイレは底がとても深いので、小さなお子様がいる場合にはとても危険になります。その点、トイレリフォームをした洋式トイレでは、清潔に使用することができます。

くみ取り式トイレでは、定期的に業者に頼んでくみ取りをしてもらわなければなりません。トイレリフォームした洋式の水洗トイレでは、そのような事は必要ないので安心・便利・快適になっています。

【 洋式トイレの快適さ 】

洋式トイレは、くみ取り式トイレとは違う快適さが沢山あります。最近の洋式トイレの便座には、温度を調節する機能が付いている物が多く、冬場などの寒い時でも、体が冷える事がないようになっています。一方くみ取り式トイレですと、トイレの下から冷気が来て、体を冷やす原因にもなります。

水洗の洋式トイレでは、温水洗浄便座(ウォシュレット)を設置する場合が多く、清潔感が出てとてもいい感じになります。そして、ウォシュレットは、水温や水の勢いも調節できるようになっていますので、自分の好みに合わせて利用する事ができ、大変便利になっています。中には、乾燥機能や脱臭機能が設置されているものもあります。また腰を深くかがめる必要がない洋式トイレは、お年寄りの方にも優しい構造となっています。

 

【 くみ取り式トイレから洋式にするには 】

くみ取り式トイレから洋式トイレにトイレリフォームするには、日本水道センターにご相談ください。トイレリフォームをする際には、くみ取り式トイレを取り壊して、そこを改良して洋式トイレにする事になります。手順に関しましては、現場でご説明させていただきます。

また、新しく付けてもらう洋式トイレの製品を決めておく必要があります。後で後悔しないように、カタログなどを沢山取り寄せて、十分に検討する必要があります。新しいトイレには、電源も確保しないといけません。冬場の暖房の為に、コンセントを用意してもらう方がいいでしょう。


いかがでしたでしょうか。毎日使うものですので、可能であれば早目にリフォームされることをおすすめいたします。ただ、下水が通っていない場合には水洗トイレにはできません。下水に関しましてはお客様で市役所にご確認いただくようになります。詳しくはご相談をお待ちいたしております。
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