トイレ豆知識 その4

コールセンター片倉です。

トイレの豆知識、今回で4回目となります。「トイレリフォームに必要な幅」についてです。ただ新しくするというよりも、若干介護のことを考えた内容となっております。先々必要になってくる可能性がゼロではありませんので、ご参考にしていただけますと幸いでございます。

それでは今回もどうぞよろしくお願い致します。


トイレをリフォームするのに必要な幅って?

お風呂に1日入らなくても平気ですし、台所が使えなくても弁当で済むかもしれませんが、トイレは老若男女、誰でも1日も欠かせない絶対必要な場所です。

家の間取りを考える時、なかなかトイレをメインに考える方はいないと思います。それゆえ空いた隙間に押しやられる事が多く、結局狭くなってしまうことが多いのが事実です。これがリフォームを妨げることとなってしまうのですが、皆さんそれぞれ住宅事情がありますので致し方ありません。

トイレの幅を変更しようと思うと、構造的に他の間取りとの関係が重要になってきます。 最近はトイレも広く間取りをとったり、洗面所と一緒に設置したりするお宅が増えてきました。 それでも多くは0.5坪の間口80cm奥行170cmほどの長細いトイレが主流です。 間口は80cmですが、扉がつくので実際の出入り口は60cmになります。 一般的な男性の肩幅が40cmほどなので、余裕をもって60cmになっています。

さてここからが本題です。実際に人に介助されて入ったり、車いすで出入りしたりすると60cmでは狭すぎます。ドアを広くとって、引き戸であるならば理想的です。自走式の車椅子の場合は最低でも80cm以上、介助車いすでも75cmは欲しいです。  扉の設置を考えると開口は100cmが理想です。そして、ドアは力の弱い方でも開けられるレバーハンドルがオススメです。

中で倒れたとしても外から開けられる外開きや引き戸にする、カギは外からも開けられるタイプを選びます。トイレは種類によって必要寸法が異なります。トイレ内に配管など障害物がないこと、脱臭フィルターの取りはずしに必要な幅など、トイレとその周囲に隙間が必要です。
機種によって異なるので、メーカーまたは知識のある方との確認が必要です。オート機能を使う場合はセンサーが反応する距離に障害物があったり、便器の前を横切る構造の場合に作動することもあるので、配置の際に注意しましょう。


いかがでしたでしょうか。上記のように介護の事を考えてトイレリフォームをするとなると、大掛かりになることもあると思います。どのような場合でもまずは一度ご相談ください。オペレーターが最適な方法をご提案させていただきます。もちろん現場スタッフがお伺いさせていただき、現場での相談も承っております。

トイレリフォームだけでなく、水まわりのリフォーム、修理、交換などどんなことでも当社にお任せください。

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