コールセンター片倉です。
トイレの豆知識について今後紹介していきたいと思います。今回はその1回目。「札幌式トイレ」というものを紹介したいと思います。それではよろしくお願い致します。
【札幌式トイレって何?】
札幌式トイレとは、写真のようにトイレの角に中央に向けて便器を配置し、その左右上部にコーナーの左右の壁を支柱とする可動式手すりを取り付けたタイプのトイレです。
このトイレ、かなり特徴的な形をしています。便器だけでなく、その周辺に三角形の座面を確保しており、車いすの方や寝た状態で用を足す方でも使いやすい設計がされています。
なぜ札幌市木なのか… それは、開発した会社の所在地が札幌であるからなのです。このトイレの設置ですが、十分なスペースのトイレに備え付けるだけですので時間的にはそれほど必要としません。
価格帯は50~200万円といくつかの種類がそろっており、自宅の広さや予算などに合わせて選ぶことができるようになっています。使い勝手の良さはどれもそれほど大きな違いがありませんが、一度設置したトイレを札幌式に変更するときには、水道管などをずらす必要がありますので、予め工事の予算に含んでおいたほうがよいでしょう。同デザインの手洗いカウンターもあり、車いすで用を足した後に、自分で手を洗うこともできるようになっています。
なぜ札幌式トイレに注目が集まっている?
このトイレの最大の特徴は、バリアフリーとなっている事です。部分的に麻痺のある方や寝たきりの方など身体の不自由な方でも簡単に用が足せるようになっています。トイレの空間を広めにとらなければならない必要はありますが、その問題がクリアできれば健常者も高齢者や障がい者も快適に利用できます。そのため、将来的にバリアフリー環境を意識し、リフォームや建築をするときには特におすすめです。 例えば、二世帯・三世帯住宅をお考えの方、在宅介護を検討されている方など、札幌式トイレという選択肢もありかもしれません。
いかがでしたでしょうか。今回は、「札幌式トイレ」というものについて紹介させていただきました。豆知識として知っておくと、何かの時に自慢できるかもしれません。もしくは、本格的にこのトイレの導入をご検討される方もいらっしゃるかもしれません。
トイレの交換やトイレリフォーム、その他水まわりのことでお困りでしたら当社コールセンターまでご連絡下さい。オペレーターが随時対応させていただきます。