おはようございます。WEB担当の久保田です。
本日のニュースです。
【地方】
「ラブラブハート:バレンタインデー前に出荷最盛期 岐阜」
2月14日のバレンタインデーを前に岐阜県瑞穂市の「さぼてん村岐孝園」で、ハート形の観葉植物「ラブラブハート」の出荷が最盛期を迎えている。
同園の加藤孝義社長(66)は「大震災の影響か、心がホッとするものをプレゼントする傾向があるようで、注文が増えています」と話している。
サボテンに似ているが、タイ原産のホヤ属のツル性観葉植物で、バレンタインデーやホワイトデーのプレゼントとして人気が出ている。同園は来月上旬までに約5万鉢を出荷する。
【科学】
「未確認大型類人猿「ビッグフット」、真剣に研究」
北米にいるとされる未知の大型類人猿「ビッグフット」を科学的に研究しようと、米アイダホ州立大が今月、世界初の専門の電子版学術誌を開設した。
ビッグフットは、ゴリラを大きくしたような体格で二足歩行し、北米の太平洋側を中心に目撃や足跡の報告が絶えない。しかし、いたずらや見間違いも多く、科学界では長く、未確認飛行物体(UFO)や幽霊などと同様のたわごととして無視されてきた。
ただ、足跡の中には、地面をけって滑った跡、足紋が全面に残るもの、骨格の発育不全、切り傷が治ったような跡などが見つかっている。一部の研究者は、ビッグフットは身長2メートル以上で夜行性で、約10万年前に絶滅した身長3メートルの巨大類人猿ギガントピテクスの生き残りが、当時陸続きだったベーリング海峡をわたって北米に分布を広げたのではないかなどと真剣に議論している。アジアの「雪男」(イエティ)などは近縁種とみられる。
サイトは「残存ヒト上科の調査」と題され、一般的な学術誌と同じく専門家が投稿を審査する。第1号の論文は、カリフォルニア州のアメリカ先住民の「毛むくじゃらの男」に関する伝承や絵について報告した。
【考古学】
「始祖鳥は黒かった…翼の化石から色素解析 米独チーム」
「始祖鳥の翼は黒かった」とする解析結果が24日付の科学誌ネイチャーコミュニケーションズに発表される。米独の研究者が化石に残る痕跡を調べてわかった。
研究チームは、1億5千万年前のジュラ紀の化石を使い、羽毛から試料を採取。6カ所からメラノソームと呼ばれるメラニン色素が入った粒を見つけた。うち2カ所を詳細に調べたところ、黒、灰色、白の可能性があり、分析で95%の確率で「黒」であることがわかった。
全身の色や模様は不明だが、国立科学博物館の真鍋真研究主幹は「メラニンは羽毛を補強する働きもあると考えられ、滑空程度か飛行もできたかなど、始祖鳥の羽に関する見方にも一石を投じる結果だ」と話す。