おはようございます。内勤事務担当の滝沢です。
本日のニュースです。
【国内】
「大学入試センター試験・今のところトラブルの報告なし」
1月15日は、大学入試センター試験2日目。初日の14日は、社会の試験で混乱が続出した。その原因が、試験方法の変更だった。
2011年までは、地理歴史から1科目、そして、公民から1科目をそれぞれ選んで、試験時間も別々に60分あった。
しかし2012年は、地理歴史と公民をあわせた10科目の中から、120分間で2科目を受験する方式に変わった。
1時間終了した段階で、1科目分の解答用紙を回収するが、どの科目から解き始めても構わない。
また、1科目しか受験しない人もいて、後半の1時間で試験を受けるなど、複雑な方式に変わった。
会場によっては、試験前の説明に予想以上に時間がかかったり、さらに、地理歴史と公民2冊分の問題を同時に配らなければいけなかったところ、1冊しか配らないといったミスも起きた。
中には、最初に解答する予定の科目の問題がなく、不利になる状況が生まれた可能性もある。
大学入試センター試験は、2日目の15日、理科と数学の試験が行われ、全ての日程が終了した。
今のところ、トラブルの報告はない。
センター試験2日目は、午前9時半の理科の試験からスタートした。
東京の試験会場に集まった受験生からは、14日のトラブルについて苦言が相次いだ。
東京・文京区の東京大学本郷キャンパスの受験生は、「そういうことで集中できなくなるようなことが、ないようにお願いしたいです」、「平等な試験にはならないと思うので、やっぱり来年からは、ちゃんとした方がいいんだと思います」と話した。
初日14日、英語のリスニング試験用の機材が足りず、試験開始が遅れた宮城・気仙沼市の会場では、受験生から不満が出る一方、前向きな表情も見られた。
受験生は、「2時間ロスしたのは、ちょっと痛いかなぁって思います」、「2時間分、勉強できないせいで、ちょっと自信がないです。新たに気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」と話した。
一方、岩手大学では14日、外国語の試験中、教室に備えつけてあった暖房器具から騒音が発生し、苦情が上がっていたことが明らかになった。
受験生49人のうち、希望者を対象に再試験が行われる。
14日に会場にいた受験生は「金づちで、金属をたたくような音でした。(再試験は)受けたいという方向でいます」と話した。
センター試験は、すべての日程が終了し、今のところ、2日目のトラブルの報告はない。
【スポーツ】
「カズ・フットサル日本代表入りも!ミゲル監督が招集検討」
J2横浜FCの元日本代表FW三浦知良(44)がフットサル日本代表に招集される可能性が高まった。カズは15日、エスポラーダ北海道の一員としてFリーグデビュー。府中アスレティックFC戦に先発し、3―2の勝利に貢献した。
視察したフットサル日本代表のミゲル・ロドリゴ監督(41)は今後、カズの日本代表招集を要望することを明言。Jリーグ、日本サッカー協会と日程面で調整に入る方針を明かした。
カズが“人生そのもの”と言う「W杯」の舞台に立つ可能性が出てきた。歴史的な一戦となったFリーグのデビュー戦。北海道の背番号11を背負い、サッカーのFWに当たるピボで先発。開始早々、代名詞のまたぎフェイントで場内を沸かすと、圧倒的な存在感で3―2の劇的勝利に貢献した。だが、興奮していたのは北海道のサポーターばかりではなかった。
VIP席ではフットサル日本代表のミゲル監督が視察。スペイン出身の世界的名将はチーム合流わずか2日目にしてFリーグのトップ選手と同等レベルのプレーを見せるカズに目を奪われていた。「きょうの内容でも代表に値する。5月にはW杯予選のアジア選手権がある。招集を検討するし、貢献してほしい。W杯の可能性?当然だよ。彼が望めばだがね」と断言し、周囲をどよめかせた。
フットサルW杯への道のり フットサルW杯は4年ごとに開催されており、次回は今年11月に24チームが参加してタイで行われる。アジアの出場枠は開催国のタイを除いて4。5月にUAEで行われるアジア選手権がW杯アジア予選を兼ねており、10年の同選手権で3位だった日本は予選なしで出場が決定している。計16チームが参加し、タイを除く上位4位以内に入ればW杯出場権を獲得する。
【エンターテインメント】
「手塚治虫の名作<陽だまりの樹>市原隼人主演でドラマ化 成宮寛貴が初共演」
幕末を舞台とした手塚治虫さんの名作マンガ「陽だまりの樹」が、俳優の市原隼人さん主演で、4月からNHKの衛星放送チャンネル「BSプレミアム」のBS時代劇枠でテレビドラマ化されることが15日、明らかになった。初の時代劇主演となる市原さんは、武骨で一本気な武士・伊武谷万二郎を演じ、万二郎と“恋敵”となる原作者の手塚さんの曽祖父で蘭方医・手塚良庵役で俳優の成宮寛貴さんが初共演する。
市原さんは、万二郎を演じることについて、「改革を志す武士の生き様と葛藤、不器用だか真面目に物事をとらえ、考える姿に魅了され、殺陣の見せ方、集中、緊張感を大切にしています」と話し「日本人としてとても光栄な経験をさせていただける機会であり、現在を生きている皆さまに今の時代ができる前の自分の生まれた国の歴史や心構えを伝えたいと同時に自分自身も積極的に学んで生きたいと思います」と意気込んでいる。
原作は、81~86年に「ビッグコミック」(小学館)で連載された手塚さんの代表作の一つで、00年にはテレビアニメ化されている。愚直なほど幕府に忠誠を尽くす万二郎と、女にだらしないが、情に厚い良庵が、幕末、戊辰戦争、明治維新という時代の流れの中、藤田東湖、福沢諭吉、西郷隆盛ら歴史上の人物たちとの交流を経て、成長し、友情を深めていく姿を描く。2人が思いを寄せるおせき役に女優の黒川芽以さん、万二郎が敬愛する水戸藩の政治家・藤田東湖役として俳優の津川雅彦さんが登場。万二郎の父・千三郎を俳優の西岡徳馬さん、母・おとねを女優の池上季実子さん、良庵の父・良仙を俳優の笹野高史さん、母・お中を女優の古手川祐子さんが演じる。
成宮さんは「市原君との共演は初めてですが、いい形で化学変化を起こし、万ニ郎と良庵のライバルでありつつ戦友という関係性を表現できればと思います」と意気込み、「これからの自分の俳優人生において、糧となる作品になると思います」と作品への思いを語っている。
ドラマの制作は19日にスタートし、放送は4月を予定している。
それでは本日も一日よろしくお願いします。