おはようございます。コールセンター片倉です。
本日のニュースです。
【ギネス記録】
「さすがレジェンド!葛西、ギネス5冠に」
ジャンプ界のレジェンドが”ギネス5冠”を達成いたしました。ノルディックスキー・ジャンプ男子の葛西紀明(43)が持つ2つの記録が「ギネス世界記録」に認定されることが28日わかりました。所属先の土屋ホームが発表したもので、今回認められるのは488試合(6日時点)を数える「W杯個人最多出場」と、12度(15年2月28日時点)を誇る「ノルディックスキー世界選手権ジャンプ部門最多出場」となります。
葛西は14年3月に「W杯最年長優勝」「冬季五輪7大会連続最多出場」「冬季五輪スキージャンプ最年長メダリスト」の3つがギネスに認定されており、個人で合計5つの「世界記録」を持つことになります。サッカーでは中山雅史(JFL沼津)が2部門、野球ではヤンキース・田中将大が3部門で認定されています。
年齢を重ねてもパフォーマンスは衰えるどころか進化している。昨年末のW杯エンゲルベルク大会(スイス)では3位に入り、自身の持つW杯最年長表彰台記録を43歳6か月に更新しています。15日のフライング世界選手権(オーストリア・バートミッテルンドルフ)では1回目で日本歴代最長不倒に並ぶ240・5メートルをマークするなど圧巻の飛距離で存在感を示し続けています。贈呈式は31日のW杯札幌大会終了後、大倉山ジャンプ競技場で行われます。
【話題】
「堺市のニサンザイ古墳になぜ巨大木橋? 考古学者でも分かれる見解」
堺市北区の「ニサンザイ古墳」(5世紀後半)の発掘調査で、幅約12メートル、長さ45メートル以上に及ぶ古墳時代最大の木橋がかけられていたことが明らかになりました。同古墳は大王(天皇)陵とされていますが、巨大橋は何に使われていたのか?「被葬者を運んだ」とする説のほか、「全国の豪族たちが葬列をなした」「石棺などの重い資材を運ぶため」「スロープの土台」など、考古学者たちの間でも意見が分かれています。
古墳完成後に大王の遺体を運んだとする府立近つ飛鳥博物館の白石太一郎館長は「副葬品も運び、橋の上には見守る人たちがいたのではないか」と話しています。前方後円墳は名称の通り、四角い前方部が「前」とされていますが、ニサンザイ古墳では巨大橋がかけられた後円部が「前」だった可能性を指摘されています。
国立歴史民俗博物館の広瀬和雄名誉教授は、橋の幅が大きく、柱も太く堅固な造りだったことから「被葬者を運ぶだけでなく、全国から多数の豪族が集まり、葬列をなしたのではないか。大王の葬列の様子がうかがうことができる初めての古墳」と評価しています。「豪族らは身分の順に並んで墳丘に入っていったのではないか」と想像を膨らませています。
一方、兵庫県立考古博物館の和田晴吾館長は、被葬者を運んだとする説を否定しています。「石棺などの資材を運ぶための橋だろう。こうした重いものを運ぶにはたくさんの人が必要で、そのためにこの橋は使われたのではないか」と推定しています。ただし、「資材を運ぶことも華やかな祭礼の一種として行われたのだろう」としています。
京都橘大の一瀬和夫教授は「墳丘のかなり高いところに行くためのスロープの土台部分だった」と推定、「被葬者がいる古墳が完成した後、別の被葬者の埋葬施設をつくったのではないか。墳丘が傷まないよう緩やかなスロープを設け、多くの人が石棺などの資材を木ぞりで上げたのではないか」と分析しています。
また、花園大の高橋克壽教授は「最後の段階でつくられた橋ではないか。被葬者を運んだ可能性が高い」とし、橋の堅固さと幅から「重いもの、石棺のふたなども大勢の人が運んだのではないか。また武器や武具などの副葬品も運び、(被葬者の)後継者や家族、巫女(みこ)も通ったのだろう」と話しています。
【イベント】
「大さん橋でクラフトビールの祭典”JAPAN BREWERS CUP”」
横浜港大さん橋国際客船ターミナル(横浜市中区海岸通1)で本日1月29日から31日間、クラフトビールの祭典「JAPAN BREWERS CUP FESTIVAL 2016」が開催されます。
会場では、国内各地や海外のビール約190種を1杯300円から楽しめると同時に、ビール職人の審査によるビアコンペティションを開催します。結果は当日中に発表されるため、ビール職人が認めた出展ビールはその場で味わうことができます。
主催はJAPAN BREWERS CUP FESTIVAL実行委員会となります。横浜市中区にビール醸造所を併設したパブを持つクラフトビールメーカー、横浜ベイブルーイング(中区福富町東通2)代表取締役で、ビール醸造師の鈴木真也さんが実行委員長を務めます。昨年は3日間で6228人を動員しています。
今年のビール審査会では、「ピルスナー部門」と「IPA部門」の2部門に加え、ブルワーからの希望が多かった「濃色系部門(スタウト・ポーター・ダークラガーなど)」を新たに設置、ピルスナー部門には29エントリー、IPA部門には33エントリー、濃色系部門には44のエントリーがあり、史上最多の銘柄が集まります。
出展ビールメーカーは、初出展となる京都醸造、ワイマーケットブルーイング、八ヶ岳ビールタッチダウンのほか、アウグスビール、秋田あくらビール、オラホビール、盛田金しゃちビール、湘南ビール、スワンレイクビール、箱根ビール、シャトーカミヤ牛久ブルワリー、Devil Craft Brewery、横浜ベイブルーイング、ヤッホーブルーイング、横浜ビール、六甲ビール、奥能登ビール 日本海倶楽部、海軍さんの麦酒などとなります。
また、地元飲食店の鶏肉専門店「梅や」(中区吉田町6)、かつれつ老舗レストラン「勝烈庵」(中区常盤町5)、グリル&バー「Charcoal Grill green」(中区弁天通6)、ビアバー「ブーシェル」(神奈川区六角橋6)によるフードも販売されます。
ステージMCはお笑いコンビ「横浜ヨコハマ」が担当し、ブルースデュオ「KOTEZ & 江口弘史」、5人組バンド「アカシック」、巨乳アイドルユニット「KNU」らがライブを行います。
実行委員長の鈴木さんは「審査品目のアンケートは毎年やっているが、今回は多くの意見をもらうことができ、新たな部門を設置した。スタイルではなく色を対象にしているので幅が広いこともあるが、予想以上のエントリーが集まり驚いている」と話しています。
会場は大さん橋ホール、入場料は500円(前売券なし、3日間有効)、開催時間は29日=17時~21時、30日=13時~21時、31日=13時~19時となります。審査会は開始前に1日1部門ずつ行われ、30日のIPA部門とピルスナー部門は一般の見学可能となっています。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。