おはようございます。コールセンター片倉です。
本日のニュースです。
【話題】
「揚羽蝶文様の最古級鬼瓦」
豊臣(羽柴)秀吉が天下統一の足掛かりとした甲賀市の水口岡山城・本丸跡から、揚羽蝶(あげはちょう)をかたどった鬼瓦が見つかり、調査を手がける市教委が3日、発表しました。揚羽蝶の文様を用いた鬼瓦の出土例としては最古級とみられ、市教委は「城の往時の姿が推定できる重要な資料」としています。
水口岡山城は、豊臣政権の拠点の一つとして、古城山(283メートル)の山頂一帯に築かれました。慶長5(1600)年の「関ケ原の戦い」まで、中村一氏、増田長盛、長束正家の3代の城主によって守られたとされています。
市教委は平成24年度から城跡の発掘調査をおこなっており、今年度は本丸一帯で実施。この結果、揚羽蝶文様をモチーフにした鬼瓦4基分の瓦片が出土。蝶の形は3種類あり、鬼瓦のサイズは縦45~50センチ、横45センチと推定されています。
この文様が鬼瓦に採用された理由は明らかになっていないが、揚羽蝶は、関ケ原の戦い直後に水口岡山城に攻め入り、城を一時預かった武将・池田長吉ら、池田家の家紋。市教委は「鬼瓦と池田長吉との関係性を考える必要がある」としています。
また、蝶は古来「不死不滅」の象徴とされるため、縁起物の吉祥文様として取り入れられた可能性もあるとみいます。このほか、過去の調査で、天守台とされる遺構の横から見つかった「くぼみ」に沿って、新たに石垣の跡が出土。これまで、くぼみは後世にできたと考えられていたが、城の遺構の一部であることが明らかになりました。
【話題】
「水戸市でオセロの世界大会 発祥の地で10年ぶり開催」
オセロの世界一を決める「第40回世界オセロ選手権大会」が、来年11月に水戸市で10年ぶりに開催されることが決まりました。水戸市役所で3日、高橋靖市長や、オセロの考案者で日本オセロ連盟の長谷川五郎会長らが会見して発表しました。
長谷川会長は水戸市出身。市では、大会を契機に「オセロ発祥の地」として水戸の魅力を全世界にPRし、観光誘客に結びつけたい考えで、大会は来年11月1~4日に、水戸市宮町のホテルレイクビュー水戸で開催されます。欧米やアジアなど、世界30の国と地域から約100人の選手が参加する見込み。
会見で高橋市長は「世界のトッププレーヤーのゲームを目の当たりにできるので大変楽しみ。市民も観戦できるように工夫したい」と述べました。「オセロ発祥の地が水戸だということはまだまだ知られていない。大会を契機に、市内はもとより国内外にも広くPRして、イメージアップや観光誘客につなげていきたい」とも語っています。
日本オセロ連盟と水戸市では、世界大会に向けたプレイベントとして、今月6日に国内3大タイトルの一つ「王座戦」を水戸市で開催します。市や観光協会、商工業者などは、年内にも実行委員会を立ち上げて、大会に向けたイベントを企画し、世界大会に向けた機運を盛り上げていく予定です。
長谷川会長がオセロを考案したのは昭和20年。日本オセロ連盟によると、オセロの愛好者は国内に6千万人、全世界で6億人に上るという。世界オセロ選手権大会は、東京・帝国ホテルで開催された昭和52年の第1回大会以来、年に1度開催されており、平成18年の30回大会も水戸で開催しています。今年の大会はイギリスのケンブリッジで10月に開かれ、日本からは国内大会を勝ち抜いた4人の選手が出場する予定です。
【話題】
「秋の夜長にカクテルを、宇都宮で」
秋のすてきな夜にカクテルを味わってもらおうと、宇都宮市江野町の「オリオンスクエア」で6日、「宇都宮カクテルナイト2015」が開かれます。
市内のバーで作る宇都宮カクテル倶楽部の主催で、同市と宇都宮観光コンベンション協会が共催する。「世界を巡るカクテルツアー」をテーマに、同倶楽部に加盟する33店が出店します。
ダイキリやモスコミュール、モヒートなど、ノンアルコールを含む世界各国のカクテル約40種類を1杯500円(チケット制)で味わえ、バーテンダーを体験できるブース(先着100人、500円)もあります。「カクテルナイト」は6日午後3時から午後8時30分まで。