おはようございます。コールセンター片倉です。
本日のニュースです。
【MLB】
「イチロー、日米通算4192安打!タイ・カッブ超え、歴代単独2位」
マーリンズのイチロー外野手(41)は15日(日本時間16日)、セントルイスで行われたカージナルス戦に「2番・右翼」で先発出場、1回に右前打を放ち、日米通算4192安打(日本1278本、米国2914本)とし「球聖」と呼ばれたメジャー歴代2位のタイ・カッブ(タイガースなど)の記録を超えました。
1回1死無走者、大記録はいきなり飛び出しました。1ボールからの2球目、カージナルス先発右腕ラッキーが投じた真ん中低めの速球を右前にはじき返し、5試合連続安打としました。
敵地にもかかわらず、ファンは総立ち、イチローは一塁上でヘルメットを掲げて祝福に応えていました。イチローはメジャー通算2914安打、オリックス時代に1278安打を放ち、ピート・ローズ(レッズなど)のメジャー通算最多4256安打まで日米通算であと64本に迫っています。
前日14日、本人はコメントしませんでしたが、ダン・ジェニングズ監督(54)は「彼にとってスペシャルな夜だった。タイ・カッブに並んだことで、彼がどんなキャリアを歩んできたかが分かる。彼は将来の殿堂入り選手。それははっきりしている。人々が永遠にカッブやローズの名前を口にするように、これからはイチローも同じ領域の中で語られていく」と偉業を称賛しています。
日米通算記録に関しては、米国内でもさまざまな論調があるが、4191本の安打を積み上げてきたイチローの足跡を否定する者は誰もいません。記念のバットとボールは即座に回収され、MLBを通して、米国野球殿堂に贈られます。
【テクノロジー】
「火星の地形、グライダー型無人機で調査 NASA開発中」
米航空宇宙局(NASA)は、2020年代前半に火星の上空を飛びながら広範囲の地形を調べるグライダー型の無人探査機を開発しています。地球より大気が薄い火星での滑空を想定して、年内にも地上30キロ上空から試作機を飛ばす試験飛行を行う予定です。米国が30年代に計画する有人火星探査に不可欠な宇宙飛行士の着陸点の地図づくりなどに役立てるそうです。
NASAによると、この探査機は「プラントル―m」。航空力学の権威の一人、ドイツの物理学者プラントルにちなんで名付けられました。両翼だけのブーメランのような形で、試作機の全長は3メートルほど、試験飛行では気球で高度約30キロまで持ち上げ、うまく飛べるかどうか調べます。
実際に火星で飛ぶことになる探査機は、軽量化のため全長60センチほどになる予定です。地球から宇宙船に載せられて火星付近まで運ばれた後、火星の表面を走って調べる別の探査車と同時に、パラシュートなどで落下、当初は翼をたたんだ状態で、高度約600メートルで翼を開いてグライダー形になり、滑空しながら表面の地形を撮影するとのことです。
火星の大気圧は地球の1%未満と極めて薄いため、地表に降りるまでの約10分間に、約30キロの範囲を高速で飛び回り、効率よく詳細な地形データを集められるそうです。
【エンターテイメント】
「吉本新喜劇、道頓堀を作った”成安道頓”テーマに公演へ」
なんばグランド花月(大阪市中央区難波千日前)で10月2日から、道頓堀を開削した成安道頓をテーマにした吉本新喜劇特別公演「大坂の陣新喜劇 ~『成安道頓』夢を掘った男~」が開催されます。
同劇場では2014年10月、「大坂冬の陣」から400年を迎えた記念に特別公演「大坂の陣新喜劇 ~『君臣豊楽』淀殿の見た夢~」、今年4月には「大坂夏の陣」から400年を記念し「大坂の陣新喜劇 ~『戦国降幕』笑う忍~」を開催しています。今回は道頓堀開削400年を記念し、大坂の陣3部作の完結編として公演を開きます。
吉本新喜劇座長のすっちーさんが、道頓堀を開削した主役の「成安道頓」を演じるほか、清水けんじさんが成安道頓の親戚の「安井道卜(どうぼく)」を演じます。真田幸村役に吉田裕さん、豊臣秀吉役に島田一の介さん、徳川家康役に烏川耕一さんが登場する予定です。
記者会見ですっちーさんは「最初に役名を聞いたとき、『道頓って誰でっか?マートンやったら知ってるけど(笑)』と言った。ほとんどの大阪の人は知らないと思うので、これを機に知ってほしい。当時は町人パワーがあふれる時代だったようだ」と、今回初めて成安道頓を知ったことを明かしています。
開催時間は平日=19時~、土曜・日曜=19時30分~、料金は1階席=4,000円、2階席=3,500円、10月11日までとなります。
それでは本日も一日よろしくお願いいたします。