おはようございます。コールセンター片倉です。
本日のニュースです。
【鉄道】
「リニア時速603kmギネス認定 JR東海」
JR東海は26日、山梨県の山梨リニア実験線(総延長42.8キロ)で4月21日の高速走行試験時にリニア車両「L0系」が記録した時速603キロが、鉄道としての有人走行の世界最高速度としてギネスブックに認定されたと発表しました。
同社によると、これまでの記録は同社のリニア車両「MLX01」が平成15年12月に記録した時速581キロでした。
試験車両だったMLX01に対し、L0系は営業運行での使用を視野に開発された車両との事。ただ、営業時の最高速度は時速500キロを見込んでいます。
【芸術】
「白と黒おりなす世界 徳川美術館」
徳川美術館(名古屋市東区徳川町)で企画展「対極の美 白と黒がおりなす世界」が開かれており、日本の美術や美意識にとって重要な色である白と黒をテーマに、焼きもの、甲冑かっちゅう、刀剣、水墨画、書など同館の所蔵品を中心に約130点を展示しています。
同館学芸部課長の吉川美穂さんが「基本的な色だが、一つの素材では得難い色合い」と説明するように、かつて陶芸や染色で白と黒の色を出すことは技術的に難しかったとの事。国の重要文化財の「織部筒茶碗 銘 冬枯」(17世紀)は、その白と黒の2色を巧みに使い、冬の風景を表現しています。
観覧料一般1200円など。7月26日まで。月曜休館。7月20日は開館、21日休館。問い合わせは同館(052・935・6262)。
【医療】
「知症予備軍、血液で判定法を開発…筑波大など」
アルツハイマー病の予備軍とされる軽度認知障害の発症を血液成分から判定できる検査法を開発したと、筑波大などの研究チームが発表しました。検査は約80%の精度があるとの事。
アルツハイマー病は、原因たんぱく質「アミロイドβ(ベータ)」が脳内にたまり、神経細胞を傷つけて起こるとされており、認知症の7割を占めます。内田和彦同大准教授や朝田隆東京医科歯科大特任教授らは2001~12年、茨城県利根町の住民約900人を対象に発症と、血液成分の関係を調査しました。その結果、軽度認知障害、アルツハイマー病と進むほど、アミロイドβの脳外への排除などに関わるたんぱく質3種類が減ることが判明しました。
さらに、この3種類のたんぱく質を測ることで、軽度認知障害を高精度に判別できる検査法を開発。7cc程度の血液を採って調べます。全国約400か所の医療機関で検査を受けられるようにしました。保険はきかず、検査費は数万円との事。
それでは本日も一日よろしくお願い致します。